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2006年9月19日 (火)

私的ワイン物語 第5章 & プロフェッショナル

■私的ワイン物語 第5章 & プロフェッショナル

「私的ワイン物語」、前回の第4章で完結した、と思っている方も多いと思う。書いている私自身も、そう思っていた。

「ストラディヴァリオ/ワイン」、千住真理子さんにサインをいただいて“永久保存版ワイン”になった、というところで。

Sain1_1 [そのサインをしていただいている時、K副会長(千住会)がその現場を写真に納めてくれていた。私は緊張していて周りが見えず撮られていることを全く気付かなかった。(笑)

その写真データを「ワインの写真は、よろしかったらブログに載せてください」と送ってくださったのでここに、そのサイン風景を載せます。(証拠写真!)]

Akila3 今回の展開は、ストラディヴァリオ/ワインと出合ったものとは別の本で、また手に入れたいワインに出合ってしまったのだ。

いつものように“モッタイブラナイ”で、この場で紹介しよう。(笑)

TFXT アキラ (TFXT a'kila)」という名のオーストリアワイン。

何故、入手したいと思ったかは、千住真理子さんのすぐ上の兄の名が「明(あきら)」だから。

このワインの“アキラ”とは、「叫び」という意味だそうだ。プロデューサーのテメント氏、FX.ピヒラー氏、セメンツ氏の3人が情熱を掲げたワイン。

Cello1ストラディヴァリオを苦労して見つけた経験から、伊勢丹新宿店に行けば簡単に入手できるのでは?と考え、休日のある日、軽やかな足取りで新宿へ向った。

その目的もあったが、もう一つというか二つというか、ストラディヴァリオ/ワインのワイン蔵で、そのヴァイオリン/デッサンのラベルワインの他に、

チェロ/デッサンのラベルのワインがあること今回、披露する。同じくビンテージ(優秀なデキ)の年のみに付けられるラベルだ。

千住さんにサインをいただいたワインは保存版となったので、実際に飲んで“味わいたい!”と思い、今回「アキラ」を探すと同時に、ヴァイオリンデザイン/チェロデザインをもう1本ずつ購入することにした。

さあ、伊勢丹である。

音楽鑑賞後21:00まで開いていると思って入店したのが19:45。実際は、20:00閉店で、あと残り15分…。焦った、走ってワイン売場に行った。

店頭に男性が立っていた。その胸には、ソムリエバッチが光り、「私はソムリエ」と自己主張していた。

それで安心して(話はすぐ済むと思い)、まずストラディヴァリオ/ワイン&アキラ/ワインのコピーをお見せして「先日、ここでこのワインを購入したのですが、もう1本ずつ購入したいので来ました。それと、このアキラワインは入手可能でしょうか?」

男性店員は、ストラディヴァリオ/ワインのラベルを見ても「???」という表情。そして、アキラ/ワインにも「???」

トム:「あっ、それでは、すみませんが前回対応いただいたYさんをお願いしたいのですが…」

男性店員:「Yは、今、席を外しているので別の者を呼びます。○○さ~ん、こちら、お願いします」

トム:「これを1本ずつ注文入荷したいのですが…。それと、このアキラは入手可能でしょうか?」

女性店員A:「ストラディヴァリオ?? 調べてみないと…。これをうちで? あっ、それとアキラはうちで取り扱っている問屋ではないので入手はできませんねえ。」

トム:「アキラ、無理ですか…」

と、そこへYさん(女性店員/ソムリエ)が近づいて来て(女性店員Aと目配せをして、女性店員Aは去る)、

Yさん:「いつもありがとうございます。何か、お探しでしょうか?」

トム:「ストラリヴァリオ…、ヴァイオリンとチェロのデザインラベルワインを、在庫があればもう1本ずつ注文発注したいのと、このアキラというワインを探しているのですが…」

Yさん:「かしこまりました。まず、ヴァイオリンとチェロのBAVAは在庫を確認してご連絡いたします。その際、お値段の変動もあるかも知れませんのでそれもお調べいたします。えっと、アキラの方は…、ちょっとそのコピーを見せていただけますか?」

トム:「はい。ストラディヴァリオの方はコピー置いておきましょうか?」

Yさん:「いいえ、アキラの方だけお貸しください」

そして、Yさんは事務所から分厚い本を持参してきて、

Yさん:「この問屋さんは、うちとは取引がないので入荷はできませんが、今連絡先(電話番号)を…、兵庫県ですね、これ。それとHPがあるようです」

と言いながら、アキラのコピー用紙に「電話番号とHPアド」を手書きしてくれた。そして、ストラディヴァリオらの発注票も書き終えていて、私に手渡した。

閉店間際での、この対応。すごいと思った。“プロフェッショナル”とは、こういうことを言うのだろう。初めに対応された店員は、「うちでは取り扱っていません」の一言で終わってしまったのに…。

私は伊勢丹新宿店というより、Yさんのファンになった。本当に素晴らしい接客対応される方である。やっぱり、企業も“人(優れた人材)”が宝であることを再認識した一件であった。

Stradi4その数日後、「アキラ/ワイン」は、今、ワインセラーの中で眠っている。余談だが、流石に、長兄の「博」名のワインは、まだ見当たらない…。いつか、見つかるだろうか?(笑)

そうそう、新たに取り寄せた「ヴァイオリン」と「チェロ」ラベルのビンテージワイン、一人で飲むのはもったいないので、親しい仲間と味わう機会をつくろうと思っている。こういう“ワイン”の楽しみ方もあってもいいよね!!

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コメント

すごいですねえええ。。。ひたすら感心です。。。

そしてありがとうございました~。

AKIRAはどんな味なんでしょうか?

どうしてAKIRAなのかなあ?また教えてください

投稿: ひかる | 2006年9月21日 (木) 00時03分

ひかるさん。

こちらこそ、ありがとうございました!

アキラは、来月、真理子さんの所に行く予定です。
もう1本買っておけばよかったなあ…。
ストラディヴァリオは、皆で味わいましょうね。

投稿: トムとジャッキー | 2006年9月21日 (木) 17時13分

サービスというのがどういう意味であるかをよく心得たソムリエですね。
今度は、「受話器」というワインを探しておいてください。

投稿: corse | 2006年10月 5日 (木) 06時53分

Corseさん。

2回目のコメントありがとうございます。

サービスってけっこう奥深いですよね、どんな業界でも。
受話器ですか…、コメント者が誰か分かるようにしたCorseさん流の“サービス”なんですね、Eさん。

投稿: トムとジャッキー | 2006年10月 5日 (木) 23時33分

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