■千住博展 & 千々岩修展
夕方、京橋/銀座に出て、2つの美術展に行って来た。
■ 千住博 版画展 いつき美術画廊(京橋)
先週、日曜美術館で、千住博さんの特集をしていた。「日本画」に新しい挑戦をする姿が、制作過程とともによく表現されていた。
先日、トークイベントでの「贅沢な時間/空間」の中、千住博さんにお会いした時、講演後、博さんが私に近づいて来て、「どうも!」って感じで、笑顔で会釈してくださり嬉しかった!
知人に頂いた「案内(千住博版画展)ポストカード」を手に、初めていく画廊へと向かった。何しろ、方向音痴なので画廊を見つけられるか不安(苦笑)を抱えながら、でも、すぐに見つけられた。しかし、裏口側という、結局入っているビルにいた人に聞いて表に回った。(地図を見ながら…、やはり私は方向音痴。馬鹿なのかなあ、笑)
こじんまりとした画廊だったけれど、綺麗な展示会場だった。山種美術館
の図録が置いてあったので、見てもいいですか?と聞いたら、「どうぞお座りになってご覧ください」と。パラ、パラとめくっていたら、「よろしかったら、どうぞ」と画廊の女性がお茶を出してくれた。
すると、後ろから「もう、山種には行かれましたか?」と画廊の男性の声。 「サイン会のある日に行こうかな、と考えているのですけれど」
これを皮切りに、画廊のお二人と千住博さん、そして千住妹兄、文子母まで話が広がって楽しい会話をすることができた。
この展を教えてくれた知人に感謝!です。
博さんの絵は素敵なものばかり。いつか飾っても似合う部屋に引越したらほしいなあ、でも高価だからな…、と1100円のレターセットを購入して我慢した(笑)。
■千々岩修展
知人の薦めもあり、是非、現物を観たいと思って歩いて銀座に向かった。こちらは、19:00までやっているし。
場所は、私のお気に入りの長崎料理『吉宗』(茶碗蒸しと皿うどんがお薦め!)のすぐ近くだった。久しぶりに茶碗蒸しを食べたくなった。
こちらも、綺麗な展示会場。すぐ入り口に、明るい綺麗な絵が来る者を歓迎してくれているよう。円形に回るような、ちょっと不思議空間。作品の下に「作者の詩的コメント」が添えられている。
抽象画的な独特な世界観の作品。岩絵具の色使いの妙と技巧が優れているのだろう、美しい作品世界は観飽きることがない。3周もしてしまった。
1周目の時に、少し離れた角にスラッとした青年が立たれていた。
2周目に入る時に、受付で画集を購入した。実は、さっきの青年が千々岩氏なのだろうと思えたから。
そして別部屋から再び会場に来られたので(確信があったので、作者と確認せず)「あの~、サインしていただけますでしょうか?」と言ってみた。
快く応じてくれた。(嬉) 日付も記入してくださった。お人柄も素敵な方でした。 来年も『西洋の眼』展に出展される予定。楽しみにしたいと思う。
千々岩氏は今年、身内にご不幸が。その悲しみ/苦しみを乗り越えて、画集のラストにご自身の思いが綴られ、その最後の一行には、
「一輪の花が無数の花に咲かせられるよう制作に向かっていきたいです」と。
今後の制作も楽しみで、鑑賞が待ち遠しい。
| 固定リンク


コメント