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2007年3月30日 (金)

■ 小林研一郎のハートフル・コンサート in 川口リリア 3/27

■ 小林研一郎のハートフル・コンサート in 川口リリア/音楽ホール 

3/27

073276 「炎のコバケン」が豪華な共演者とともに熱く音楽を語る。というコバケン劇場である。そのゲストの一人に千住真理子さんが予定されていたので取ったチケット、会場は600人収容で完売。座席は最前列/中央。

下記のキャストで3500円は格安かもしれない。

[出演]

小林研一郎(トーク・ピアノ・歌)
千住真理子(ヴァイオリン)
熊本 マリ(ピアノ)
一ノ関佑子(ソプラノ)
稲川美穂(ハープ) 

[曲目]

エルガー:愛のあいさつ
マスネ:タイスの瞑想曲
ショパン:遺作
ファリャ:火祭りの踊り
スクリャービン:「左手の為のプレリュードとノクターン」
レスピーギ:シィチィリアーナほか

073271 舞台は、正にコバケン劇場。コバケンの思うままに進行し、出演者との打合せはほとんどせずに本番に入るから、何が飛び出すか分からない(笑)。だから、プログラムの配布も販売もない。プログラムはコバケンのトークだという。

コバケンは自分の話を長話する傾向だけれど、それもユニークな話なので退屈はしない。ゲスト陣にも思いつきのリクエストや質問をするので、突如の要求に対応するゲストの対応振りも見ものだ。

2部構成で、千住、熊本、稲川さんは2部とも出演。

一ノ関佑子(ソプラノ)さんは、コバケンの実妹だそうだ。(私は今回知った)妹との共演では、兄との幼いころの想い出を歌にのせて、昭和30年代を振り返る。

コバケンは父から音楽の道(作曲)を大反対され、中学生の時に隠れて作詞/作曲した楽譜を父が見つけるとビリビリに破られたという。

その思い出の話と共に、破られた楽譜の歌を2人でご披露された。コバケンは歌も歌うのだった。

073272 千住さんとは、ハンガリーでの思い出話に花が咲く。

熊本さんも明るい方で、話も面白かった。ラストに弾いた『火祭りの踊り』(ファリャ)は、「調音師泣かせ」の曲で、これを弾くとあとが音程めちゃくちゃになるそうだ。だからアンコールまで弾かないでくださいと言われるそうだ。地方で弾いてピアノを壊してしまったこともあるといわれていた。

それだけに熱の入った演奏は素晴らしかった。

稲川は、ハープ演奏者の新鋭。高校生の頃からコバケンの教えに影響を受けたそうだ。ハープの基礎知識を話されたり(コバケンに話すよう言われて)、今回1弦が突然切れるハプニング(話し中)も今回の演奏では使用しない弦ということで、落着いて演奏に入られていた。

今回、初めて経験したのが、千住さんの伴奏をハープがしたという空間。それも複数曲。いやぁ~、なかなか鑑賞できない貴重な空間だった。

コバケンと千住さんの時には、フィギャースケートでの「誰も寝てはならぬ」や「チャルダッシュ」を話題に出したコバケンが、それを急に真理子さんに弾かせたり。

真理子さんの話で面白かったのが、「長兄の博が、ここのところ一所懸命ヴァイオリンを練習していて、こういうのです。『一度でいいから、「デュランティ」を僕に弾かせてほしい』と」(笑)。

それで、「いいわよ」っていって弾いてもらったら、聴いてみると「愛のあいさつ」“もどき”、でした(笑)。その話をされた、最初の千住さんの演奏曲は「愛のあいさつ」でした!

こういう空間は、コバケンと仲のよい演奏者たちでないと創れないものだと感じながら、その贅沢な時間は「あっ」という間に過ぎていくのだった。

演奏者それぞれの人間味が見られる、とても楽しい演奏会だった。

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2007年3月18日 (日)

■ 今井美樹 20th anniversary concert "Milestone" in 東京国際フォーラムホールA 3/18

この一ヶ月間、引越しのため(自宅、仕事場の同時W引越し)凄まじい混沌とした日々で、ブログを更新する時間が持てなかった。何しろ、かなりの年月、久し振りの引越しで戸惑うことも多かった。

部屋探しはなかなか疲れる。地元の不動産屋を4軒ほど回って(数日かけて)沢山の部屋を見た。不慣れな行為なので疲労困憊…。

大きな不動産屋は車で案内するけれど、歩いて案内された方が実態が分かっていいことに気づいたり、地元の不動産情報でその業界でしか聞けない話もあって、勉強になることも多かった。

部屋を見つけても、引越し作業の本番にはまだまだやることが沢山ある。引越しの日取り決め、電気、水道、電話会社への連絡、住所変更はカード会社、保険、チケットなどの登録やDMや新聞、郵便局への転送手続き、銀行、税務署…数々の変更手続きがこれでもかと待っているし、引越し先ではガスの開栓立会いなどもある。

そして、引越しの荷造り/運送/荷開封、そして部屋の掃除。引越し代の他、敷金・礼金・家賃、粗大ゴミ破棄費(公共&民間業者)、新居で必要な家具、その他グッツもろもろで巨額のお金が必要となる。

引越しの際、思い切って様々なものを勇気を持って破棄するのだが、手紙/写真/録画/の他、思い入れのあるものはなかなか捨てられない…。結局、沢山のダンボール箱が積みあがり、そしてその開封/整理作業が待っている。

これを自宅と仕事場のWでほぼ同時期にするわけなので、最後の方は朦朧として疲労困憊だった。そして、その時期に重なるのが「確定申告」。もう頭も身体もパニック状態の日々だった。

引越しがこんなに気力・体力を消耗するとは、身に沁みて感じたしだい。そうそう、「引っ越しました」ハガキの作成や宛名書き、ついこの間、年賀状を書いたばかりなのに、再びって感じでこれだけでもけっこう大変だった。

今回の引越しで思ったことも多々あるので、機会をみて第二ブログに書きたいと思う。

■ 今井美樹 20th anniversary concert "Milestone" in 東京国際フォーラムホールA 3/18

073185 このブログに書いたけれども、千住会会長が若くしてこの世を去ってしまった。会長が行こうと思ってチケットを取っていた「今井美樹公演」をご家族の方が、「千住会のお仲間で行ける方に」ということで、私が行かせていただくことになり、今日行って来た。チケットを無駄にしないことも供養の一つであると思ったし、私的には引越しからの気分転換にもなるかなと思って。

073184 今井美樹さんの客層は圧倒的に女性、それも大人の女性が多かった。恋愛において女性が共感する歌詞が多いことと、彼女の生き方に魅力を感じる女性が多いのだろう。

明るくて、清廉な今井さんのファンは、比較的静かなファンが多い感じがした。クラシックのように聴き入るスタンスでの方が多く、終始着席している、落ち着いた公演だった。

代表曲は、流石に心地よく、そして全般的に「女性の気持ち/心」を表現する歌詞が会場に響いていた。

K会長が清らかな彼女の歌声に浸りたいと思っていたのだろうと思いをはせながら、2時間半の公演に身を置いた。

073183 余談になるが、今井美樹さんを見ると高校時代の初めに入部していた陸上部の先輩を思い出す。そのK先輩に憧れ的な感情があった。K先輩は卒業するとき、私に『夢追い人』という自作の詩をいただいた。

あれから何年も経った今も私は、『夢追い人』のような生き方をしている。

そう、追いかけるばかりで未だ夢に届かず、であるけれど夢は失わない「夢追い人」である自分を嫌いではない。

K会長のチケットは、K先輩への青春の一ページを思い出す贈り物でもあった。

K会長のご冥福を心よりお祈りいたします。(合掌)

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2007年3月 2日 (金)

■ 村治佳織 transit Vol.3 in王子ホール

■ 村治佳織 transit Vol.3 in王子ホール

0732_1 今夜、村治さんの公演に行ってきた。

最前列にいたからか!?、最期の挨拶で何度も笑顔で目を合わせてくれて…。やはり嬉しかったな。

以下、書く時間がないので、HPから拝借します

「ソワレのプログラムは、指の故障で変更したtransit Vol.2のプログラム、Vol.1のテーマ〔タレガ・トーレス・セゴビア〕の時代からさらに遡って、スペイン・ルネサンスの音楽からスタートしたいと思います。
  イギリスのルネサンス期のものは、ダウランドなど以前に作った私のアルバムで多く取り上げましたが、今までスペイン・ルネサンスに的を絞ったことはありませんでした。私にとって新しい試みです。
  歴史をひもといてみると、この時代にはマゼランが世界一周の旅を始めるというビッグイベントが。王子ホールで音楽を通じての過去への旅を楽しみたいと思います。  村治佳織 」 

07322 I スペイン・ルネサンスの華
――ビウェラ音楽

ミラン:ファンタジア第16
    :6つのパバーナ
ナルバエス:
・バハ・デ・コントラプント
・カンシオン(憂うつから逃れたい)
・皇帝の歌
・「牛を見張れ」による変奏曲
ムダラ:
・ガリアルダ
・クラロス伯爵によるディファレンシア
・ファンタジア第10番 「ルドビーコの
手法によってハープを模したファンタジア」 

********** 休憩 **********

II ヨーロッパ・ルネサンスの隆盛
―リュート音楽
ノイジドラー:イタリア舞曲と後奏舞曲
キレゾッティ編:16世紀の7つの
イタリア・リュート音楽
  アリアI/マスケラーダ/イタリアーナ/
  アリアII/白い花/アリアIII/
  サルタレロ
ダウランド:ファンタジー
      :蛙のガリアード
カッティング編:グリーンスリーヴス 

III スペイン・ルネサンスの後期
――ビウェラから5弦ギターへ
サンス/イエペス・佐々木忠編:
スペイン組曲
  エスパニョレタス/
  ガリアルダとビリャーノ/タフの踊り/
  ルヘロとパラデタス/
  スペイン風サラバンデ/パサカリエ/
  フォリアス/カタロニアのミニョーナ/
  カナリオス 


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