« 2007年6月 | トップページ | 2007年8月 »

2007年7月25日 (水)

■ 吉田羊さん、TVドラマ(全国ネット)出演決定!

077251 当ブログ7/4付で、舞台鑑賞して注目していることを紹介した女優「吉田羊」さん、TVドラマ出演(全国ネット)が決まりました(詳細は後日発表ということで、まだ何chかも分かりませんけれど)。これまた嬉しいニュースである。先日、衣装合わせがあり、今月末より撮影が始まるようです。

そして10月には「舞台」出演も決まったそうで(こちらも詳細はまだ未発表)、楽しみである。観に行こうっと!今はチケット情報を待つことにしよう。

吉田羊さん、九州の福岡県久留米市出身。九州の空の下に旅へ行きたくなったなあ。

| | コメント (4)

2007年7月21日 (土)

■ 映画『夕凪の街 桜の国』、美術館『プラハ国立美術館展』、千住真理子ヴァイオリンリサイタル in 大田区民ホール アプリコ

1_62ブログの方で、新潟県中越沖地震の当日に原発施設の保安不備について書いた。今日で5日経つが、その後、出てくるは出てくるは「柏崎・刈羽原発」トラブル/故障/不具合の数々(現在63件に及ぶ)。今朝(7/21)の新聞トップ記事には「原発10社、消防不備」と、原発施設の消防不備が全国的であることが判明した。

2_5厚労省折り紙付だった「100年安心、年金プラン」の妄想(発表後2年でその構想は崩れた)に続く、「原発は100%安全である」としていた国/経済産業省原子力安全・保安院の威信が吹っ飛んだ形だ。そして世界最大級の柏崎・刈羽原発が活断層の真上にあったという事実は、如何に国民の生命と安全を軽視してきたかの氷山の一角とも言えるものだ。

原発は「核の平和利用」という言い方をする人たちがいるが、決して平和なものでないことを私たちは自分たちの時代に将来を見つめながら考えなければならない問題なのである。

そして平穏時にも原発は「高&低レベルの放射能廃棄物を日々、量産している」ことも併せて忘れてはならない。

映画『夕凪の街 桜の国』

2_612 長崎県出身でありながら「原爆投下はしょうがない」と発言し、“選挙に迷惑がかかる”という理由で辞した防衛省初代大臣が何処かの“美しい国”にいたらしいが、広島の原爆を題材にした漫画作品が映画化され(『夕凪の街 桜の国』7/28より公開)、その舞台挨拶付特別試写会を鑑賞して来た。

(参照映像)撮影中の「特集」で、出演者、監督の思いも綴られています。↓

http://www.youtube.com/watch?v=k4VfXkgWBWI

6_1原作の漫画は25万部を超えているそうだ。

1945年広島への原爆投下から、1958(昭和33)年~2007(平成19)年を舞台に、「原爆」の悲劇が今もなお続いていることを、ある意味、静かに訴える作品である。

7 2人の主人公の1人は被爆者「平野皆実(麻生久美子)」の悲劇を、1人は被爆者2世「石川七波(田中麗奈)」が自分のルーツを見つめることからの現在を表現したものだ。

20世紀に起きた最大級の悲劇の一つを、あくまでも「静かに」「受動的に」表現する作風は、じ~んと心の奥底から悲しみを訴えるものがある。静かだがその悲しみは深く、原爆の悲劇が今も続いている日本人の問題であることを家族愛の中で昇華しているとも言える。

3_44_2し、田中麗奈、麻生久美子という有名女優の配役でなければこの「地味」な映画は注目される作品にならなかったのではないかと思えるくらい、表面的な「怒り/恨み」を抑えている作品である。

秀作ではあるが、私的には物足りない。「原爆」に対する怒り/恨みは、誰が観てもその酷さを表現するべき対象と思うから。「原爆」は最大の戦争犯罪行為であり、決して許されないものであり、そして、被爆123世と現在にもその苦しみ/悲劇が続いていることを圧倒的な映像表現で創るべきものと思うのだ。

この作品では、実際の被爆直後映像は「絵」映像を中心に表現している。やはり実写的映像で、映像から臭いも痛みも感じられるような表現にするべきと思う。被爆への怒り/恨みは誰が観ても直感できるものにするべきであると。

もちろん、静かな表現で怒りを表現することの意味も分かる。しかし、それは、想像力/感受性の豊かな人にだけ響く、深い悲しみなのである。

唯一の被爆国の民として、そして、現在も被爆者123世が抱えている続く苦しみを強く訴えることが、憲法改悪が現実化しつつある今、必要であると切に思うのである。

「核兵器」、「原発」という放射能被害を出す危険な可能性を未来に向かって見つめなければ、この世に希望はない。

9 新聞によると、ヒロインを演じた麻生久美子さんが、広島・長崎を訪れ、ダンボールいっぱいの資料を買い込んで読めば読むほど自分の無知に腹が立ち、背負うものの大きさにおののいたという。「戦争を知りたい」が転機とも。麻生さんはこうも言っている、「そんな時代を知る大人から、『しょうがない』という言葉が出る。『なぜそんなことが言えるんだろう。許せません』」

11 田中麗奈さんも家族と広島に訪れ、戦争を知らなかった自分を恥じたとも言っている。この映画作品、ヒットはないかもしれない。けれども、麻生、田中という日本の若い優れた女優を成長させた作品になったと思う。彼女たちは、この作品でさらに大きな「人間」になったことだろう、と思う。

そして、今の日本の若者の何人かでも「戦争を知る」きっかけになってほしいと思った。

『プラハ国立美術館展』

2_7行って来ました。

10明日で終了してしまうので、画像を載せます。どうぞ雰囲気を味わっていただければと。

3_5 4_3

5_1 6_2 

私的には、<抜歯(にせ医者)>がユニークだったことと、人物画の多くの作品の中で、それぞれ描かれた人たちの視線角度が皆違っているのが興味深かった。でも、何故だろう?

千住真理子ヴァイオリンリサイタル in 大田区民ホール アプリコ

077201 久々に千住さんの奏で世界に浸って来ました。千住会の方々が9名来られていたようです。

日下部吉彦氏(音楽評論家)と千住さんのトークもあり、ホールのこと、デュランティのこと、ボランティアのこと等々、興味深いお話満載だった。

077202 デュランティはとても良く歌っていました。ドレスも初めて見る衣装で素敵でした(写真のドレスとは違います…、あしからず)。サイン会で挨拶をして、またの鑑賞を楽しみに帰路に向かった(9月までちょっと間が空くのがちょっと寂しいけれど、来月は例会があるので…お逢いはできるけれども)。

千住さん、とても元気でした。今回も元気をたくさんもらいました!

| | コメント (0)

2007年7月12日 (木)

■祝!! 有希マヌエラ・ヤンケさん、チャイコフスキー国際コンクール3位受賞

077121077122 昨年11月の日本公演を聴いて、このブログで絶賛した有希マヌエラ・ヤンケさん(その時、ご本人が当ブログを見つけて読んでくださった)が、第13回チャイコフスキー国際コンクールで3位を受賞された。

おめでとうございます!!

優勝した神尾真由子さんのニュースは速報で知ったが、ヤンケさんの受賞を知ったのは、今日の朝日新聞夕刊の記事で。それは、

「チャイコフスキー国際コン3位 気品と異彩の演奏 有希マヌエラ・ヤンケさん」という表題の写真付記事。

7/12付、朝日新聞夕刊13pを手元にできる方は是非読んでみてください。

昨年、11月にトッパンホールでの公演を鑑賞し、素晴らしいと感じた演奏者がチャイコフスキー国際コンクールでその実力を認められたことは嬉しい。そして、素人ながらトムの聴く「耳」も確かなことを客観視できたようで併せて喜んだ(私的には神尾さんの奏でより、ヤンケさんの奏での方が好きである)。

20歳の有希マヌエラ・ヤンケさん、これからの活躍がとても楽しみであるとともに、日本でまたその奏でに出合う機会が早く来ることを切望している。

| | コメント (0)

2007年7月 7日 (土)

『音楽の友』2007年7月号

該当項のコメントにも書きましたが、嬉しいことなのでこちらでもお知らせします。

TomoTomo2 現在発売中『音楽の友』誌(20077月号)の「Concert Reviews」(200p)に、菅佐知子さんのオペラシティ公演(2007.5.23)の評が掲載されています!! 是非、読んでみてください。

菅さんのますますのご活躍をお祈りしています!

(菅さん、先日はありがとうございました!!)

同ページに、千住真理子さんの公演で伴奏をよくされている藤井一興さんのソロ公演の評も掲載されています。

| | コメント (0)

2007年7月 4日 (水)

■ 住友生命 全国縦断チャリティーコンサート 22nd in 東京芸術劇場、東京スウィカ VOL.8 文月公演 in 赤坂RED THEAER

■ 住友生命 全国縦断チャリティーコンサート 22nd in 東京芸術劇場

07735 今回は住友生命が創業100周年を迎えたことに合わせて、おおよそ100年前の時代に作られた名曲集で構成のチャリティーコンサート(スペシャルガラコンサート)である。

     スーパーガラコンサート

07733 現田茂雄 (指揮)    千住真理子 (ヴァイオリン)
横山幸雄 (ピアノ)    鈴木慶江(ソプラノ)
東京シティフィルハーモニック管弦楽団

という、豪華メンバーである。

< プログラム >

1

シベリウス/ フィンランディア

ラフマニノフ/ ピアノ協奏曲 第2番ハ短調 作品18

(休憩)

2

プッチーニ/ 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”

ドヴォルザーク/ 歌劇「ルサルカ」より“月に寄せる歌”

ヴェルディ/ 歌劇「椿姫」より第1幕への前奏曲

ヴェルディ/ 歌劇「椿姫」より“不思議だわ” “花から花へ”

ブルッフ/ ヴァイオリン協奏曲 第1番ト短調 作品26

※※ アンコール ※※

エルガー/ 愛のあいさつ

私は、大学時代から「住友生命」の生命保険に入っている。なのに、このチャリティーコンサートの知らせが全く届かなかった。自動振込みのお客には営業も力が入らないのだろうか。千住さんの出演、それも東京公演であるので、長いこと生命保険の高い掛け金を払っているのでチケット取りを試みることにした。いろいろたらい回しされながらも(私の担当者が退職していて、後任なしだったようだ)1枚だけ送ってくれることになった。

このコンサートのシステムは当日17時からの指定券引換に並ばなければならない。1時間前に並んで引換えた席は7列目センターブロックの左。ちょうどソリストの真正面だった。まあまあ、ラッキーか。

プログラムで第1部には千住さんの出演がないので気を抜いていたら(笑)、シベリウス演奏後にマイクを持って指揮者と一緒に舞台へ出てこられた(次曲のためにピアノ設置する準備の時間を埋めるスピーチだった)。

07732 先日、千住明さんの個展で「宿命」の演奏を聴いた横山さんのラフマニノフ。弾き始めから会場はその熱演に引き込まれていくようだった。とても素晴らしい演奏だった。ラフマニノフというのは、「こうやって弾くんだよ!」という叫びにも聞こえる奏では、その自信に満ちた世界で聴衆を圧倒するように感じる迫力さえあった。

07734 鈴木慶江さん、ボリュームがついた感じを受け、そのせいもあり歌声は以前よりもより深く、より高く、素晴らしいアリアを謳い上げていた。素晴らしかった。

07731 とりは、待ちに待った千住さん。千住さんのブルッフは何回か聴いているけれど、いつも魅力ある奏でなので、楽しみにしていた。今回も期待を裏切らない素晴らしい演奏だった。アンコールも千住さんが行って、大満足の公演だった。

■ 東京スウィカ VOL.8 文月公演 in 赤坂RED THEAER

07721 演題『東風コチ 夕立 土用波』

何故、この公演鑑賞をしようと思ったかは、先日招待で鑑賞した『とんでもない女』で初めて知った「吉田羊」さんという女優さんが出演しているから。発売初日にチケットを購入し、鑑賞日を楽しみにしていた。

私が鑑賞した日は完売/満席で会場に補助席まで用意されていた。赤坂RED THEAERという劇場も初めて行く劇場、まだ新しく中もとても綺麗な劇場だった。

開演間近に、川島なお美さんが私の席前を通られるのに気付いた。すると後から下條アトムさん、そして「とんでもない女」の作家/演出家の中津留章仁さんのお姿も。おぉ、「とんでもない女」関係の揃い踏みではないか。627日~73日(10回)公演で偶然ではあるけれど、吉田羊さんを観たくなった公演「とんでもない女」の関係者たちが揃う、ちょっとしたサプライズもあった(鑑賞日は7/2)。

07725『東風コチ 夕立 土用波』は、ある3姉弟とそのそれぞれの家庭、父親らが巻き起こす大小様々な喜び、悲しみ、怒り…の日常を切り取った、ハートフルなお話。

077231時間45分の舞台中、前半、吉田さんの出演が少なかったのが私的には残念だったけれど、後半は出演時間も多く楽しめた。この公演のキャラは吉田さんの「素」が出でいるのだろうか?それとも「演技」なのだろうか?

まあ、どちらにしても私的には好きなキャラだった。

東京スウィカは2000年の旗揚げから、ずっと福祉活動にも力を入れていて、例えば1公演を社会福祉団体・不登校児支援団体への無料貸切公演に当てている。素晴らしいことだと思うし、好感を持てる。

そうそう、吉田羊さんはライブ(歌)公演もやっているらしいので、ライブにも行って観たいと思った。

| | コメント (2)

« 2007年6月 | トップページ | 2007年8月 »