« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月25日 (木)

■千住博 版画展 in いつき美術画廊

10102 明日(10/26)で千秋楽を迎える『寝坊な豆腐屋』(新橋演舞場)に出演されている女優吉田羊さんに「お疲れ様」の気持ちを込めて「楽屋お見舞い(御祝い)」を届けに行った(いろいろ考えて「驚いて&喜んで」くださるものを選択したつもり(でも、喜んで頂けるかは不安な気持ちもありつつ)。

0710251夕方、銀座へ出かけたついでに、案内がきていた『千住博 版画展』(いつき美術画廊)へ寄って、博さんの新作を含め鑑賞して来た。

07102520710253画廊の案内文:

「この度いつき美術画廊では、世界を舞台に活躍中の日本画家・千住博先生の版画展を開催いたします。本展では代表作の「ウォーターフォール」「タイドウォーター」等10余点を出品いたします。何卒ご高覧賜りますようご案内申し上げます」

0710254鑑賞後、係りの方に、表に貼られている「千住博 版画展」のポスターの販売分はありませんか?とお聞きすると、「販売用はありません」ということだった。

帰る前に、外から観る「新作」をもう一度眺めていたら、係りの方と店主がわざわざ新品のポスターを1枚持って「これどうぞ!」っと。

ということで、千住博さんの滝の絵ポスターをいただいてしまいました(嬉)

きっと、販売用がないと聞いたときの私の顔が、とても悲しい顔だったのかもしれない。

嬉しくなった私は、にこにこ顔で銀座の人込みの中へ入って行った。

P.S.

羊さんにとっても喜んでいただけたようで、光栄であり、とても嬉しかった。

少し風邪気味だけれど、今日は、いい一日だったなあー。

| | コメント (0)

2007年10月22日 (月)

■音楽劇『三文オペラ』 in 世田谷パブリックシアター

先週は、10/14(日)イタリア・カンパニーア合奏団/指揮・チェロ:ルイジ・ピオヴァーノ(第一生命ホール) & 10/15(月)チェ・ジウ緊急来日WOWOW試写会『エア・シティ』チェ・ジウ舞台挨拶(恵比寿ガーデンホール) & 10/16(火)特別試写会『スターダスト』(イイノホール) & 10/18(木)音楽劇『三文オペラ』(世田谷パブリックシアター) / 公開収録『題名のない音楽界21』千住真理子<ゲスト司会・演奏>(人見記念講堂) & 10/19(金)ジャズ『秋吉敏子ビアノソロ』(東京文化会館) & 10/20(土)デビュー30周年記念『渡辺真知子』(文京シビックホール) & 10/21(日)牧阿佐美バレエ団『スターレット』(ゆうぽうとホール)とほぼ連日、鑑賞(全招待)してきた。

0710141 イタリア・カンパニーア合奏団公演は終了後にパスタ&ソースの詰合せを鑑賞者全員にお土産付という、イタリア万歳!(笑)なおもてなし。共演予定の足立さつき(ソプラノ)さんが体調不良により鈴木慶江さんのピンチヒッターというハプニングもあった。ソリストが休演するというのはよっぽどのことであると鈴木さんが気遣っていた。音楽家の体調管理というのも大変だろうなあ、特に歌い手は自分の咽喉が楽器だから本当に大変だと思う。

212Photoさて、この全てを書いていくとなると来週、いや再来週くらいになってしまう…(笑)ので、1つに絞ることにする。千住真理子さん出演のものといきたいところだが、12部とも司会はしたとはいえ演奏は「クライスラー/愛の喜び」と「葉加瀬太郎/アイ・ウィル・フォロー」の2曲だけなので割愛。この中から音楽劇『三文オペラ』に関して書こうと思う。

そうそう、8列目で観た生チェ・ジウさんは、とても綺麗で気さくな人柄の雰囲気もかもし出していた。そういえば、吉田羊さんにどことなく似ている感じも受けた。私的には、もちろん羊さんがお気に入り!(←どちらにしたって相手になどされないけどねっ、笑)

■音楽劇『三文オペラ』 in 世田谷パブリックシアター

0710181ベルトルト・ブレヒトの代表的な音楽劇(1928年初演版)を白井晃の演出で構成。近年は1932年版の方が上演されることが多いそうで結末も異なるとのことだが、どう違うのか私は知らない(←ならば調べろって、苦笑)。白井さんに関しては彼自身が仕切っている劇団の舞台を何回か鑑賞しているので、彼の芝居に対する姿勢はある程度知っている。基本的に舞台人であるから、舞台への愛情がある人だと思う。初演版を選んだということもある意味彼らしい選択なのだろうな。

窃盗団のボス、メッキ・メッサー役の吉田栄作をはじめ、ヒロイン・ポリー役の篠原ともえ、大谷亮介、銀粉蝶、佐藤正宏、猫背椿、ROLLYらとなかなかの布陣をひいている。

ブレヒトと言えば風刺劇で、それも人間の闇に迫る中に「人間とは何か」を見つめている背景がある。三文オペラは、悪人たちや社会の底辺に渦巻く人々を多数登場させている。基本は窃盗団とホームレスの対立を軸に、権力の腐敗を絡めながら、メッキの女性関係を組み込んで艶やかさをブレンドしているものだ。

0710185観ていて感じることは、80年も前に創られた戯曲が現代風にアレンジされているとはいえ、けっして古臭くないということの驚きである。

簡単に言うと、「拝金主義」への憎悪、権力/権威の腐敗構造を軸にしていることが、舞台として成立し今もなお通じる理念であるということだ。

つまり、世は変わっても「人間」の持つ醜態精神/欲望構造には進歩がない…、どころかより醜悪なものに変化しているのかも知れないからなのだろう。私利私欲という人間本来が持つ「エゴ」からの解放はいつの時代にもないということであり、またそれがなくなるということは「人間」ではなくなるということにもなるのかも知れない。

3時間15分の長時間の舞台は飽きずに鑑賞できるが、成功しているとは思えなかった。構成も音楽も科白も、それぞれ完成度が感じられない。はっきり言うと「悪」を表現仕切れていないという致命的な面がある。もっと鋭さを内含した舞台を観たかったけれど、それは期待し過ぎなのだろうか。

吉田栄作という俳優を久し振りに観た。私の母が彼のファンだったのを思い出した。いや~、カッコいい!彼のような容姿に生まれたかったなあ、とつくづく見せつけられた気分。(笑)

はだけた上半身(後半には上半身裸になる場面も)からは、鍛えられた肉体美がさらに吉田を輝かせる(割れていない自分の腹筋を見ると情けなくなる、笑)。とにかくカッコいい。歌唱力はいまいちだが、あのカッコよさには男として羨望のまなざしを送るしかない…。

舞台上の吉田栄作の凛々しさ/カッコよさを観るだけでも価値のあるものだった。

| | コメント (0)

2007年10月13日 (土)

■ 徒然に…、&『インベージョン』、『象の背中』試写鑑賞記

2006315日に開設したこのブログ、昨日アクセス2万ヒット(自分のアクセスはカウントしない)となり現在20082、“無名”のブログにありがたいことである。方や、あえて文字だけで展開することに決めて半年後に開設(2006.9.14)した第2ブログは、現在5454のアクセス数。

読んでいただけている方から、間違ってこのブログに来ちゃった方も含めて(笑)、ありがとうございます。

今週は2本の試写『インベージョン』、『象の背中』を鑑賞した。ここのところ「勝手な映画評」を書けないでいるが(映画はいっぱい観ているけれど)、コメント形式でこの作品に後で触れたいと思う、特に『象の背中』について、何故ならば…。

10/12(金)の試写が有楽町であったこともあり、鑑賞後、オープン当日にあたっていた「有楽町マルイ、イトシアプラザ」に寄ってきた。まっすぐ帰るつもりだったけれど、ミーハー的好奇心健在の私はやはり足を止められなかった(笑)。探し物の商品があるかも気になっていたので「店内のご案内」を手にしながら(オープン初日、ほとんどの人が手にしていた、笑)散策してきた。たくさんの従業員も配置されていて、マルイの意気込み、オープン時独特の風景(至る所で名刺交換とか)などで新規らしさ、雰囲気が感じられた。

■映画『インベージョン』(10/20公開)

0710112原作は古典SFで、その4回目のリメイク作品。

久し振りのニコール・キッドマンの新作、期待を膨らませて観に行った。

0710113新種のウィルスに感染すると、見てくれは変わらないけれど別人化する。そのウィルスが世界を覇者し始める。感染者は睡眠(レム睡眠)すると、ウィルスが感染者を乗っ取る。

0710111そのウィルスの脅威と感染した母キッドマンが自分の子供を守るための闘いが、今始まる。

ニコール・キッドマンは、相も変わらず綺麗だった。キッドマンファンには必見の作品である。

■映画『象の背中』(10/27公開)  ※以下、ネタばれ有。

0710123主役の役所広司さんは好きな役者さん。周りを固める今井美樹、益岡徹らもお気に入りに入る。原作が秋元康。そして、林真理子、浅田次郎、児玉清らの重鎮!?が、チラシで作品を飾る絶賛のコメントを…。

私的には、今年観た映画の中で最低レベルの作品だった。あまりの気分の悪さにコメントを書きたくなった(笑)。私には、絶賛コメントを連ねる方々のセンスが分からない。

0710122この作品は「妻と2人子供の幸せな家族。会社の地位も得て順風満帆に暮らす48歳の中堅不動産会社部長の藤山(役所)が、末期肺がんで余命半年、と告げられる」ところから始まる。

彼の選んだ道は、治療をせずに「今まで通り最期まで生きる」ことで、彼と彼を取り巻く人々の半年を描く物語である。

チラシのコピーには「「今」この幸せを、生きていく― この秋、永遠に心に刻まれる感動作が誕生します。」とある。「人生で最も輝いた、夫婦の180日間。」とも。

私が、この作品に副題をつけるとすれば、

「自己中わがままパパの、自己満足な死に方」である。

0710124私は独身なので、もし妻がいて「余命半年と宣告」を受けたとすれば、自分だけで「治療しない」という結論をまずありきにはしない。なぜならば、最愛の妻に夫を失うことの「心の準備期間」を与えるべきと思うし、治療するか、しないかは妻の希望も聞く。

母が逝った時、私は「幽霊でも母に出てきて欲しいと願った」。肉親を失った遺族とはそういうものだと思う。今後の生き方/治療に関しては、本人と家族の思いは一緒でないこともあるのだ。

藤山は「治療しない」ことを一人で決めながらまだ大学生の長男にはすぐ告知し「一緒に背負ってくれ」と言う。そして病気が悪化し、妻、長女にも末期肺がんであることがばれる。

そして、藤山が起こした行動とは、

*彼(藤山)のことを覚えていない自分の「初恋の人」を興信所を使って探し出して、呼び出して逢い、その女(ひと)に「逢えてよかった」と言わせる。

31年前に喧嘩別れした親友と会い、和解する。

*仕事で恨みをかった下請けの人に許しを乞い、許される。

*自分が指導した“バブル型”プロジェクトが凍結しそうになるのをゴリ押し、後任者も自分の可愛がった人に会社の方針と反して変えるようにと自分にはもう怖いものはない、と脅迫的な表現で要求をする。

*愛人をホスピスにお見舞いに来させる(妻と対面させる)。

*断絶して実家を飛び出したのに、実兄に放棄した遺産を要求し確約する。さらに自分の骨の一部を愛人に渡してほしいと頼み承諾させる。

という、数々の行為をしながら、家族の優しさに包まれながら(病気発覚前から、息子も娘も父の言うことを素直にきく純な親思いの子供たち、病気を知った今は子供のけなげな気遣いと愛情を自分は一身に受ける…)、しかも妻には愛人を“自然に”許容させ、とどのつまりには妻に「今度生まれ変わっても、私にプロポーズしてくれますか?」と言わせる。

そして、最期は妻と2人の子供に見守られ、見取られる。

「末期肺がんで、治療を拒否する」のは、本人の自由かも知れない。しかし、今までの生活同様、彼はどこでもかしこでもタバコを吸い続ける。そのシーンがこれでもか、これでもかと頻繁に多発なのだ。

「がん“治療”患者」には「1本も吸うことを許可されない医療」に対照的な表現をしたいのだろうけれど、提供がまるでJTかと思ったくらいだ(苦笑)。

私は、先のない患者に好きな嗜好品を全く与えないのは酷だと思う(私自身、今は禁煙しているが、20代半ばまで毎日1箱は吸っていた喫煙経験者なので吸いたい気持ちは分かるけれど)。しかしながら、病症を心配している人たちの目の前で、プカプカ吸う神経はどうかと思う。少ない本数を惜しむように味わえ!って言いたくなった。

この最低な映画、千住明さんの優しく流れる旋律のサウンドだけが救いだった。

| | コメント (0)

2007年10月10日 (水)

■ 吉田羊さんのインタビュー(昼ドラ『愛の迷宮』)

10101今日(10/10)で第7回の放映を迎えた、昼ドラ『愛の迷宮』(8ch/月~金13:3014:00)。

その番組HP内「インタビュー」コーナーに、応援している女優吉田羊さんが本日(10/10)のアップで登場です!!

10102羊さんの昼ドラへの「演技」に向き合う姿勢や、役/祐子への思いなどが綴られていて、その真摯な表現の数々に、羊さんの人柄や聡明さを感じることができるものでした。 ↓

http://www.tokai-tv.com/meikyu/int_005.html

| | コメント (0)

2007年10月 8日 (月)

■ 吉田羊さんの出演舞台鑑賞、『寝坊な豆腐屋』 in 新橋演舞場

■ 錦秋演舞場祭り【夜の部】

森光子・中村勘三郎特別公演(鈴木聡脚本、栗山民也演出)

『寝坊な豆腐屋』

0710712● 物語 ●(松竹HPより↓)

『昭和37年夏。オリンピックの開幕を控え、大きく変貌しようとしている東京。昔ながらの人情あふれる、とある下町に、豆腐屋を家業とする清一(中村勘三郎)が暮らしていました。腕のいい豆腐職人なのに何故か寝坊癖。ある日、そんな清一のもとに、母親の澄子(森光子)が30数年ぶりに突然姿を現します

071072日本人が「豊かさ」を求めて駆け抜けていた懐かしいあの日々。高度経済成長を背景に、変化の波にうまく乗っていく者、時代を見通してさらに先へ進んでいく者、そして、時代から取り残されてしまう者。『寝坊な豆腐屋』は、そんな人々が笑い、怒り、泣きながらも、前に向かって生きていく人生の機微を、情感豊かにたっぷりと描いていきます。

森は先代勘三郎とは舞台・ドラマで度々共演しておりますが、当代とは今回が初めての共演。ふたりの長年にわたる夢が今、実現します。さらに、話題の舞台にふさわしく、共演には、波乃久里子、佐藤B作、米倉斉加年、金内喜久夫、田根楽子、大和田美帆、歌舞伎界から中村扇雀、坂東彌十郎、片岡亀蔵をはじめ、華やかで充実した面々が幅広く顔を揃えます。

この秋、新橋演舞場で誕生するひとつの夢

森光子と中村勘三郎が紡ぎ出す夢舞台にどうぞご期待下さい』

071076森光子、中村勘三郎の共演で話題の舞台を、私が鑑賞する理由はただ一つ、応援している女優吉田羊さんの出演舞台だから。

もちろん舞台鑑賞をするわけなので、舞台全体を鑑賞/堪能するつもりで行くわけだけれど、私の脳は舞台上の羊さんを追うセンサーが強く働いていく(笑)。それでも、人の「脳/鑑賞力」とはよくできているもので、ちゃんとストーリーや他の出演者も認識して舞台を楽しむことができた(本当かな、笑)。

舞台の時代が昭和、それも30年代後半とくれば自分の記憶がフィードバックしてくる。オリンピックの時、「ススキ」を手にして駆け回った幼少の頃を思い出す(あはは、年がばれるなあ)。

071077羊さんの役はランナー、オリンピック開幕を控えた時期に相応する走る役柄。と言っても公式選手というわけではない。舞台上や花道を走る、走る。まるで「爆風スランプ」の「Runner(ランナー)」を地で行く感じである。一番舞台上移動距離がある役だろう。そして、その時「ピン」になることも多い、とても難しい演技場面である。

それを、エネルギッシュ、且つ役柄の持つ出生の背景を滲ませながら演じる羊さんを観て、この人は「板の上」で輝く力を持った人である、と再認識したしだい。羊さん、とっても素敵でしたよ!!

ネタばれになるので、あまり詳細は書けないけれど、羊さんは森さんとの絡みもあるし、立ち位置を見ても演出家が羊さんを大切に扱っていることが、ファンの私には直、感じられた。あれだけの大物俳優や注目女優に囲まれながらの中で、とても嬉しいことである。

舞台鑑賞に合わせて用意した「御祝い、グッズ等」を入れた紙袋を劇場の係員にお願いして、羊さんにお渡しができた。新橋演舞場に行くのが初めてだったので、係員を通してお渡しできるか、係員から受付拒否されるかちょっと不安だったけれど(クラシック公演やある程度の劇場はだいたい渡してくれる)、「はい、は~い」って感じで受付してくれてホッとした。

そして、ご本人が喜んでいただけるかの不安もあるけれど、気持ちは伝わると思って…。それぞれ喜んでいただけたようで一安心、ああ良かったー。

休憩時間に、羊さんのマネージャーがわざわざ私を探して来てくださり、終演後、羊さんと楽屋口にてお逢いさせて頂くお気遣いを。

お逢いできるとは全く予想していなかったので、(「えっーーー」←心の中、笑)ビックリ&嬉しさマックス状態。

緊張して何をしゃべったか分からない状態(苦笑) ミーハーなので握手してもらっちゃいました。・・・というところで、我に返り、緊張&舞い上がり気分もあり、失礼がなかったかと反省の嵐が

でも、すごく嬉しかったです! そしてお二人はラジオ収録へ向かわれた。

園長さん、羊さん、本当にありがとうございました!!

ますますのご活躍をお祈りしています!

071074071075余談になるけれど、この物語。核は「母と子」の愛情模様である。私的なことではあるけれど、私の母が69歳のある意味若さで亡くなった時のことがシンクロして、物語の後半、泣けて、泣けてしかたがなかった。

と言うのは、実家(横浜)から仕事で一人東京(住まい)に出ていたので、母が病で苦しんでいたことを知らなかったのだ。母親が私に心配かけないように、母は父にも、兄にも、姉にも口止めしていたのだ。突然だったこともあるが、母の訃報を私はその当日に電話で知り、母がベッドに横たわる駆けつけた病室に来た私を見て、父が言ったのが「来られる(私が)とは思わなかった」という一言。(けっして家族の仲が悪いのではない。みんな家族思いの優しい人たちである、私を除いて…)

当時は今と違ってものすごく忙しい職場で働いていたので、親たちは私には自由になる時間がないと思っていたのだ。そんなことはないのに…。

肉親の死とは、どんなにも辛いことか初めて知った/実感した日々だった。

07107この舞台の話は、とてもハートフルで感動作品であり、そして笑いも多く含んだ楽しい、いい舞台である。流石、栗山演出っ!といったところでもある。

| | コメント (0)

2007年10月 6日 (土)

■ アジア オーケストラウィーク2007 『インド=スリランカ交響楽団』in 東京オペラシティ コンサートホール

アジア オーケストラウィーク2007 『インド=スリランカ交響楽団』in 東京オペラシティ コンサートホール

今年6回目を迎えた、アジア・太平洋地域から各国のオーケストラを招いて開催される「アジア オーケストラ ウィーク」。

2007は名門と讃えられる韓国KBS交響楽団、中国からは初来日の昆明交響楽団、そしてインドとスリランカの合同オーケストラの出演。

プログラム構成には3つのポイントがある。
* その国の代表的な作曲家のオーケストラ作品を含むこと。

* その国のソリストを起用するコンチェルト(協奏曲)を含むこと。

* 各オーケストラの得意とするオーケストラ作品を含むこと。

その3日目の「インド=スリランカ交響楽団」の公演に招待で行って来た。

●<インド=スリランカ交響楽団>

071045071046出演=インド=スリランカ交響楽団

指揮:矢崎彦太郎

ピアノ:ハルシャ・マカランダ

パーカッション:ラヴィバンドゥ・ヴィディヤパシィ

<プログラム>

ブラームス:大学祝典序曲

ハルシャ・マカランダ:ピアノとガタベレのための協奏曲

(休憩)

ブリテン:シンプル・シンフォニー

チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」

※※ アンコール ※※ 

バラの乙女の踊り(ハチャトゥリアン)

071041指揮棒を持つ矢崎氏は、プロフィールを読むと「上智大学数学科で学んだ後、東京芸術大学指揮科に入学」という経歴を持つ方。現在パリ在中で、フランスを中心にご活躍とのこと。また、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団主席客員指揮者。

後半に向け特にだが全編楽しそうに指揮を振る姿は矢崎氏の人柄が分かって好感を持てた。

071042071043インド=スリランカの楽団の生演奏を聴くのは初めての体験である。

クラッシックという共通界であることもあって、音楽は世界共通だなあ、と感じたしだい。もちろん、個性はあるのだけれど。

席が2列目だったこともあるけれど、目の前でのパーカッションで使用されたスリランカの太鼓も異国情緒を感じて興味深かった。

それと、今回だけで判断してはいけないのだろうけれど、女性演奏者の衣装や靴が興味深いものだった。ある人は民族衣装的なものを纏い、ある人はお腹部分の開いた衣装、ある人はオーソドックス。靴もサンダル履き(安物ではない)の方が多かったのは興味津々。こうして観ると、男性陣の衣装は変化のなさに逆に脱個性を思ってしまう。(笑)

全般的に優れた演奏で、拍手もなかなか鳴り止まなかった。音楽交流というものは、やはりいいものだ。

| | コメント (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »