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2007年11月30日 (金)

■千住DAY!! in 東京オペラシティ コンサートホール

0711286_2平日なのに、昼/夜の2公演の日。だから、千住DAY!!

昼はアルバム『ドルチェ』から、夜は新譜『G線上のアリア』から。

●プログラム

0711285_2<昼の部>『ドルチェ』より

主よ、人の望みの喜びよ(J.S.バッハ)

カノン(パッヘルベル)

夜想曲第2番(ショパン)

ロマンス(シューマン)

パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏(ラフマニノフ)

黒い瞳(ロシア民謡)

(休憩)

月の光(ドビュッシー)

夜想曲第20番 遺作 (ショパン)

スラヴ舞曲第2番(ドヴォルザーク)

家路(ドヴォルザーク)

ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)

※※ アンコール ※※

ユーモレスク(ドヴォルザーク)

君を信じて(千住明)

0711284_2<夜の部>『G線上のアリア』より

G線上のアリア(J.S.バッハ)

愛の挨拶(エルガー)

愛の悲しみ(クライスラー)

愛の喜び(クライスラー)

愛の夢(リスト)

美しきロスマリン(クライスラー)

ロンドンデリーの歌(クライスラー)

プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ(クライスラー)

(休憩)

ヴォカリーズ

タイスの瞑想曲(マスネ)

アヴェ・マリア~カヴァレリア・ルスティカーナより~(マスカーニ)

チャルダッシュ(モンティ)

スノーダイヤモンド~NHKアニメ劇場「雪の女王」より(千住明)

風林火山~大河流々 大河ドラマ「風林火山」紀行テーマ曲(千住明)

チゴイネルワイゼン(サラサーテ)

※※ アンコール ※※

わが母の教えたまいし歌(ドヴォルザーク)

アヴェ・マリア(バッハ~グノー)

夢のあとに(フォーレ)

どちらも素晴らしい時間/空間であったけれど、昼の部の曲目はここずっと聴き続けている内容。今回、新譜が11/14に出てからそれに基づくプログラムが夜の部、これを公演で聴くのは私的には今回が初。

0711287_2『G線上のアリア』は、ファンにアンケートを呼びかけて(確か、項目から好きな3曲をセレクトして投票)、収録曲を決めるという企画物。

その集計で一番人気が高かった「G線上のアリア(J.S.バッハ)」「チゴイネルワイゼン(サラサーテ)」を、プログラムの1曲目とラストに組んだという、粋な計らい。

トムが投票したものは全て収録されているし、千住さんの「G線上のアリア(J.S.バッハ)」、「チャルダッシュ(モンティ)」、「チゴイネルワイゼン(サラサーテ)」を一緒に聴けるプログラムはかなり贅沢な構成と思う。

相変わらずトークも流れるように流暢で会場を関心/感心で集中させ、そしてユーモアで笑わせる話術も巧みである。高○ち○こさんのトークは上手で聴衆を笑わせ、楽しいけれど品がない。知性と品を保ちながら笑わせる千住さんは格が違うのだ。

「風林火山 ~大河流々~」の「大河流々」は、“誰も反対ができない”(笑)お母様が言われた文言なのですぐ決まったというエピソードも。(母は強し、笑)

そのお母様が会場に来られていたのだが、いつも知り合いの取り巻きがいて(ずっと話されている)、挨拶になかなか行けなかったけれど、サイン会で待っている間にほんの少しだけご挨拶ができた。

0711282_2昼、夜ともサイン会があり、両方ワインを持って(笑)千住さんにご挨拶。

昼の時、Sマネージャーさんが私に声をかけてくだった。

何を言われたかというと、「25日の座間(千住さんの公演)にいらっしゃらなかったので、お身体を壊されたのかと心配しておりました」と。その日、千住さんとSさんの会話にトムが話題!?になったのである、いつも会場に「いる顔」がないので…。「継続は力なり」かな!?(笑) ←ポジティブに捉えようと思う。

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2007年11月22日 (木)

■菅佐知子とウィーンの仲間たち in 東京オペラシティ リサイタルホール

待ちに待っていた、応援しているピアニスト菅佐知子さんの11月公演に行って来た。

「菅佐知子とウィーンの仲間たち ~ ウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団を迎えて ~」

●プログラム

ハイドン/弦楽四重奏曲 ハ長調作品33-3「鳥」 第1楽章~4楽章

ブラームス/2つのラプソディー 作品79

1曲アジタート、第2曲モルト・パッショナート

(休憩)

ドヴォルジャーク/ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81 第1楽章~4楽章

  &アンコール

菅さんとは、1度ファンの集まりで飲食をご一緒したことがある。(また飲みに行きたーいなあ)メールでは何回かやり取りもしていただいている、トムにとってとても大切なアーティストである。

0711211開演時間になると、ステージにマイクを持って素敵なドレス衣装の菅さんが登場し、挨拶をされた。緊張されているのが伝わってくるけれど、ある程度の緊張って大事なものだから大丈夫。音楽に携われることの喜びを語っていた。

菅さん、前半はえんじ色の濃紅系のドレス、大人ぽくてエレガントでとっても綺麗。後半は純白のドレスで、それはもう美しくてめちゃ素敵だった。どちらも、とてもお似合いでした。

0711212ウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団は、旋律を繊細に奏でる人たちだなあ、というのが第一印象。

前半の菅さんのブラームス。ものすごく良かった! 全編に渡って集中力があり、素晴らしい演奏だった。情熱的なブラームスの旋律を、情熱的に演奏される姿も美しく、何より奏で/響きが逸品である。聴いていて、頭の中に映像が、イメージがビンビン降ってくる感じ。渾身の演奏は時に軽やかに、時に重厚に響き空間が広がっていき、聴く者をブラームスの世界へと酔わせた。やっぱり、菅さんすごいよ!

休憩時に、御祝いに持ってきた「シャンパン(…というか、カヴァ。でもカヴァのビンテージもの、そしてロゼ)」を受付に持って行く。

その時、多くの「お花」のプレゼントの中に「スタインウェイ・ジャパン」代表取締役からのものがあって、すごいなーと思う。ああ、菅さんは別世界の人なんだなあ、と感じさせる空間だった…。

後半の「ドヴォルジャーク/ピアノ五重奏曲 イ長調」に関して、マイクを持って、「これを演奏するのはドイツに留学していた時からの夢でした。今日はそれを演奏することができてとても幸せです」というようなコメントを。菅さんの夢の実現を共有できることはとても嬉しい。

私的には「五重奏曲」というものを聴いたことないような…、三重奏や四重奏はよくあるけれど。ドヴォルジャークの室内楽作品の最高峰と言われているらしい。作曲されたのが1887年。今なお旋律の美しさは時代を超えて、ここでも酔わせてくれた。ブラボー!

0711215余談であるけれど、公演の数ヶ月前に、菅さんに対してストーカー的な人がいるので困っているということを伺い、公演当日、支障があっては困ると思い(ストーカーはトムのことではないよ、笑)、できるだけ最前列で鑑賞しようと思っていた。私的には「ナイト」、いやいや「警備員」のつもりでね(笑)。

自由席なので、以前2回行った時よりも早く会場に行って並んで最前列を確保した。会場はほぼ満席で盛況だった。今回もドクター中松氏が来られてオーラを放っていた。

ストーカー被害もなく無事演奏が終わって、菅さんがロビーに出てこられて知人やファンたちに囲まれているのを遠くで見ながら、挨拶にトムは行けなかった…。まだ面識が1度だと恥ずかしいので。そう、トムはけっこうシャイなのだー。(笑)

菅さん、CD買ったので今度サインしてくださ~い!!

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2007年11月17日 (土)

■千住真理子 新譜アルバム『G線上のアリア』

0711141 千住真理子 新譜アルバム『G線上のアリア』 11/14発売。

ファンのリクエストをもとに選曲されたアルバム。

ちなみに私がリクエストした曲目は全て収録されたので嬉しい。

●千住真理子/ ピアノ:山洞智

1(3:21) 愛の喜び 作曲:クライスラー

2(4:39) タイスの瞑想曲 作曲:マスネ

3(3:48) チャルダッシュ 作曲:モンティ

4(3:20) G線上のアリア 作曲:バッハ

5(2:09) 美しきロスマリン 作曲:クライスラー

6(7:47) チゴイネルワイゼン 作曲:サラサーテ

7(3:02) 愛の挨拶 作曲:エルガー

8(4:59) ロンドンデリーの歌 作曲:クライスラー

9(3:52) 愛の悲しみ 作曲:クライスラー

10(2:45) スノーダイヤモンド 作曲:千住明

11(6:17) ブニャーニの様式による前奏曲とアレグロ 作曲:クライスラー

12(4:28) 風林火山~大河流々~ フルート:高桑英世/オーボエ:広多智香/クラリネット:十亀正司/演奏:篠崎正嗣ストリングス/指揮:千住明/作曲:千住明/編曲:千住明 ※NHKテレビ・ドラマ「風林火山」紀行テーマ曲

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2007年11月16日 (金)

■織田裕二 3920 CONCERT TOUR 2007 in 東京国際フォーラムホールA

0711131織田裕二のライブに招待で行って来た。

私はドラマ/映画の織田さん、結構気に入っている。彼の出演しているドラマや映画はほとんど観ている。つまり、役者としての織田さんには一目置いている。世界陸上などの司会者の織田さんは、あまり…。

今回、生ライブを聴くのは初めてである。デビュー20周年を引っさげての全国ツアーの最終日、東京国際フォーラムホールAの追加公演である。歌を中心に仕事をしているわけではないのに5千人の大ホールを2日間埋めることはタイシタものだ。

071113220周年ということもあって、幼少時代、そしてデビューから現在までの映像を流したり、MCも思い出を語ったり、「半生記」的な構成だった。最初の登場から、(黄色い)歓声と多くのファンは立ち上がって彼を迎えていた。

浜田省吾さんやMISIAが大好きな私にとって、彼らの完成されたライブ表現を何度も体験していることにより、織田さんのライブはやはり私的には物足りないし、歌がうまいとも思えない。

20周年ということもあるのだろう、「自分の話」ばかりで(まあ、彼のファンにとってはそれがよいのだろうけれど)、社会性に関する発言もメッセージもなく、普通の歌タレントのライブだったかな。

そんな中、織田さんが落ち込んで親友にも話せなかった時期に「この歌に思いの丈の全てを書き込みました」と歌った場面は、メッセージ性があるものだった。

0711133主演最新作、映画『椿三十郎』の紹介PRビデオを流し宣伝した場面で、共演した中村玉緒さんが花束を持って登場。いや~、玉緒さんってものすごいエネルギッシュでパワー爆裂していた。(笑)

『椿三十郎』、来週の試写会招待が届いているので観る予定。来週は役者織田裕二に会うつもりだ。

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2007年11月11日 (日)

■千住真理子ヴァイオリン・リサイタル in 八王子市南大沢文化会館

071194風邪気味で無理していたら、どっぷりと風邪菌にやられてしまった。

どうも、“一番弱いところ”から症状が出てくるのか「“頭”痛」(笑)がひどくて、いけないこととは知りつつ規定量以上の薬を飲んでここ数日抑えていた。千住さんのリサイタルは欠席せずと(幸い咳は出ないので)さらに薬を飲んで出かけた。

翌朝、とうとうダウンしてしまった(苦笑)。一日何もせず寝ていた。流石にビールも飲みたくならない(←ある意味危険信号なのだ、笑)…。一日安静にしていたら、ようやく夜になって復活! でも安心してはいけない。すぐぶり返すのだ、気をつけねば…。

今週、2ケ所目の千住さんのリサイタルに行ってきた。

<プログラム>  伴奏/山洞智

J.S.バッハ/主よ、人の望みの喜びよ

パッヘルベル/カノン

ショパン/夜想曲 第2

シューマン/ロマンス

ドビュッシー/月の光

ショパン/夜想曲 第20番遺作

ロシア民謡/黒い瞳

(休憩)

ラヴェル/亡き女王のためのパヴァーヌ

ドヴォルザーク/スラブ舞曲 第2

ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏

ドラドラ/思い出

マスカーニ/アヴェ・マリア

ドヴォルザーク/家路

リスト/愛の夢

ブラームス/ハンガリー舞曲 第5

※※ アンコール ※※

風林火山

G線上のアリア

071191チケットは完売。このホールは小さくて、ほぼ地元の人たちですぐに売切れてしまう。駆使して最前列を入手したので、風邪くらいで休んではいられない、なんてね。

皆さんからよく聞かれる質問として、「何故ヴァイオリニストになったのか?」「どうして3兄妹とも芸術家になれたのか?」を挙げお話された。驕ることなく謙虚に自己分析をされていて、真理子さんらしい返答だった。

会場に地元のTさんがおられた。「やっぱり生演奏が一番いい」と何度も繰り返されていた。Tさんは久し振りの千住さんの奏でを十分堪能されたようだ。

千葉公演と同プログラムだけれど、アンコールの1曲はきっと私のために変えてくださったのだと“勝手に”思った(笑)。千住さんのG線上のアリアは大好きである。

071192サイン会で、Tさんと一緒にご挨拶。

「お荷物になりますが」とワインをいつもながらにお渡しすると、「ぜんぜんお荷物になんかなりませんよ~(笑)。嬉しい!」と笑顔で、これまたいつものように返される。儀式のようだが(笑)、喜んでいただけるのは嬉しい限りである。手を振りながら(お互い)、お見送りをし、帰路へと向かった。

今度、千住さんに逢えるのは月末だ。昼/夜公演だから、風邪ひき体質のこちらは体調を整えて臨みたいと思う。

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2007年11月 9日 (金)

■石川さゆり音楽会 2007(35周年記念) in 青山劇場 & 文学座創立70周年記念公演 舞台『殿様と私』 in 紀伊国屋サザンシアター

■石川さゆり音楽会 200735周年記念) in 青山劇場

HP案内より↓

071165 『今年で歌手生活35周年を迎えました。1993年にスタートした「石川さゆり音楽会」も、今年で10回目。民謡・俗曲・ジャズ・ラップなど洋楽、邦楽の枠にとらわれず、様々なジャンルの音楽の融合を試み、音楽の持つ楽しさを表現しています。今年のステージでは、ここ最近、挑戦してきた「歌芝居」の集大成といえる水上勉作品「飢餓海峡」がご覧になれます。』

071161石川さゆりさんのリサイタルに招待で行ってきた。SS席で110500円とかなりの高額席、ありがたいなあ。

石川さんの生ライブは初めて。歌が上手なのは知っていたが、演歌歌謡ショー的なものだろうとイメージして行ったのだけれど、思いのほか良いステージで素晴らしかった。

071162石川さんはもうすぐ50歳になられるそうだが、とっても綺麗で素敵だった。何より歌が上手いし、歌芝居は独り芝居だけれど、渾身の演技/歌唱で観応えが十分あるものだった。

演歌歌手の部類ではあるのだろうけれど、TVで歌番組がほとんどない時世、歌謡舞台がこのようにエンターテイメント化されていることに少々驚きも感じつつ、実力のある歌手だからこそ生き残っていることがよく分かった舞台だった。

071163馴染みの「津軽海峡・冬景色」はもちろんのこと、やはり何と言っても最後に歌った「天城越え」が秀逸だった。以前の職場の同僚がよくカラオケで歌っていたけれど、流石、本物は違う。堪能した充実感で満たしてくれるものだった。

余談になるが、客席に森光子さんがおられた(さゆりさんも最後の挨拶に森さんが来てくださっていることを皆に知らせ、感謝の弁を述べていた)。先日の完成披露試写会で中村勘三郎さんが来て、今回、森光子さんが同じ空間に来られたという、『寝坊の豆腐屋』の大御所が揃った偶然を不思議感と供に喜んだ。私的には、吉田羊さんがいたら、もっと嬉しい偶然なのだけれどね!(笑)

■文学座創立70周年記念公演 舞台『殿様と私』 in 紀伊国屋サザンシアター

作/マキノノゾミ 

演出/西川信廣

出演/加藤武、たかお鷹、浅野雅博、城全能成、星智也、寺田路恵、富沢亜古、松山愛佳。

公演のチラシ案内より↓

07110821886年(明治19年)、東京・麻布鳥居坂の白河義晃子爵邸。当主の白河義晃は急速に西洋化する日本になじめず、酒浸りの日々を送っていた。ある日、外務卿・井上馨の書生と白河家の家令雛田源右衛門の間に一悶着が起きた。雛田は時代おくれのちょん髷をからかわれたばかりか、因循姑息な白河子爵は華族の資格なしと罵倒されたのである。それを聞いた義晃は怒り心頭に発し、これまた時代おくれの討ち入りを決意。しかし、〈白河家を守るには鹿鳴館に乗り込み、見事なダンスを披露して和魂洋才の手本を示すこと〉という息子義知の提言に、お家のためならやむを得ずとしぶしぶ承知の義晃。米国人のアンナ・カートライト夫人を指南役に、義晃のダンス修行が始まった。さて、その成果は。』

0711083招待で鑑賞してきた。舞台に近い3列目で役者の細かい動きもよく見えた。修練された脚本であり、それぞれの役者も演技が上手で、秀作あった。

コメディチックでありながら、シュールな部分が散りばめられ、脚本に無駄がなく、なかなかの舞台だった。

役者8名で、舞台に大仕掛けがあるわけではない。それでも、鑑賞者を惹きつけ、時間を感じさせない空間を作り上げていた(あっという間に終わった感じ、つまり観ていて面白いから)。私の隣や後ろにいた、演劇を志していると見られる若者集団(男女)が終演後、「めっちゃ面白かったあ~」「いい終わり方だったねえ」などと、それぞれ言い合っていた。

時代背景がオペラ『蝶々夫人』に重なる感じで、西洋人と文明開化の日本人との関わりが表現されている。日本女性が本国(英国)に正妻がいる異人さんにむげに扱われる様(東洋人に対する差別)やその頃の上流階級が西洋に憧れる様など葛藤を含みながらの構成は巧みだった。

蝶々夫人のような悲劇的な結末でなく、なかなかどうして爽やかな終わり方は、舞台を楽しく鑑賞できたという安堵感を共有させた。派手さはないが、質のよい舞台であった。

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2007年11月 6日 (火)

■千住真理子ヴァイオリン・リサイタル in 千葉市民会館

071142千住さんのリサイタルに行ってきた。

11月は行ける千住真理子公演がたくさんある中の、まずは千葉から皮切りっといったところ。

0711411近いようでけっこう遠かった千葉市民会館。今回初めて行ったホールだったかと思う。開場から開演まで1時間ある設定はめずらしいけれど、特に何かあるというわけでもない…。

<プログラム>  伴奏/藤井一興

J.S.バッハ/主よ、人の望みの喜びよ

パッヘルベル/カノン

ショパン/夜想曲 第2

シューマン/ロマンス

ドビュッシー/月の光

ショパン/夜想曲 第20番遺作

ロシア民謡/黒い瞳

(休憩)

ラヴェル/亡き女王のためのパヴァーヌ

ドヴォルザーク/スラブ舞曲 第2

ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏

ドラドラ/思い出

マスカーニ/アヴェ・マリア

ドヴォルザーク/家路

リスト/愛の夢

ブラームス/ハンガリー舞曲 第5

※※ アンコール ※※

風林火山

エルガー/愛のあいさつ

071146薄ピンクのシンプルなドレスで登場。千住さんが着こなせばそれも素敵なコスチュームで華がある。

伴奏の藤井氏とはここのところでは久し振り。藤井氏の軽やかな指捌きは快調である。

071145千住さん、毎度のトークも冴えて会場を沸かせ、和ませていた。

プログラムは私的には聴きなれた曲目ばかりだけれど、やっぱり生演奏は心身に響き心地よい。

今回、なんと言ってもアンコールで想定外の「風林火山(千住明作曲)」を聴けたこと。14日発売の新譜ボーナス・トラックに「風林火山」がつくのだが、生で先駆けて聴けた至福感。あー、来て良かったと思った。

サイン会に向かう千住さんと偶然出くわして、アイコンタクトと一言話せたのもラッキー!!でした。

サイン会で千住会の面々と和やかな雰囲気の中、私も再びご挨拶して、ワインをお渡しした。公演後、K会長のお母様たちと会食しながら楽しいひとときも過ごせました。どうも、ありがとうございました!

今、風邪気味であるけれど、今週は八王子公演があるので風邪などひいていられない。早く治さないとなあ。は、はぁ~クション、おっと早く寝ないと(笑)

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2007年11月 2日 (金)

■完成披露試写会『やじきた道中 てれすこ』 in 恵比寿ガーデンホール & 舞台『リグレッツ・オンリー』 in ル テアトル銀座

■完成披露試写会『やじきた道中 てれすこ』 in 恵比寿ガーデンホール

1完成披露試写に行って来た。

会場の建物前に沢山の人だかり、フェンスがあってマスコミのカメラ/ビデオもいっぱい。この様相からいって舞台挨拶があるのが分かった。ということで、映画、いつもは後方で観るのが好みだけれど、ステージに近い3列目の席にした(あはは、ミーハーなのだ)。

4平山秀幸監督、中村勘三郎、小泉今日子、柄本明、間寛平、笹野高史らが、ホール内通路に敷かれた赤じゅうたんの上を一人ずつ歩いて登場。中村勘三郎さんは先日舞台でもかなり近くで観たばかり。舞台、映画と大活躍である。キョンキョンも1mの至近距離で観られたのが私の世代にとっては嬉しいことだ。

映画は面白、可笑しい。笑っている間にアッという間に終わってしまう。内容は極めてシンプルで鑑賞後、何も残らないけれども、お笑いを観にきたと思えばいい作品。

キョンキョンもこういう役回りがくる年齢になったのだなあと思った。相変わらず可愛い/綺麗だったけれど。

3 映画の題名に合わせたかのような「郷土料理屋 てれすこ」が松江市にあって、鑑賞者全員に、「いなり寿司(カニ肉がまぶされて大きい)2個、甘のし、お茶」セットのサービス。ありがたや、ありがたや。それが入ったポリ袋をぶら下げてゾロゾロ帰る人の列が何か面白かった。

■舞台『リグレッツ・オンリー』 in ル テアトル銀座

071118公演HPの案内より、

『今年の黒柳徹子は、ニューヨーク社交界の女王。
敏腕弁護士の夫と可愛い娘、世界的デザイナーの親友に囲まれ、パーティー三昧の日々。ところが、娘の結婚式を控えたある日、夫が大統領の依頼を受けたことから、とんでもない事件が!!! 1989年より始まった黒柳徹子主演海外コメディシリーズ第21作。「ジェフリー」などでお馴染み、爆笑コメディの旗手ポール・ラドニックの最新作が、早くも日本上陸!! 』

作:ポール・ラドニック 訳:丹野郁弓

演出:高橋昌也

出演:黒柳徹子、石田ひかり、大森博史、新橋耐子、加藤美津子、古谷一行

071112071113昨年ニューヨークで公開された最新のコメディ。黒柳徹子主演海外コメディシリーズの第21作目。徹子の部屋も歴史があるけれど、黒柳さんのこの舞台シリーズも年季が入っている。その何回かは実際に鑑賞している。ここ2002年くらいから。今回も招待で行ってきた。

10/15から公開されて楽日が11/4であるので、舞台として完熟していてもいいようなものだが、今日が初日?って感じるような未成熟さがあった。

けしてつまらなくはないのだけれど、訳脚本、演出に不十分さを感じた。

071117この作家はかなりの皮肉屋&インテリのようなので、セレブ社会を皮肉っていることがよく伝わらないと鑑賞度は半減と思う。

「自由」の大切さを、ゲイの視点で表現される基盤があるのだけれど、ティビー(黒柳)の夫で保守的敏腕弁護士とティビーの親愛なる友人ゲイのハンク(大森)との対決、その間に挟まるティビー、父側につく娘のスペンサー(石田)の役ぶり演出が未熟で表現しきれていないので、ずっとぬるま湯に入っている感覚だった。

設定をしっかり説明し、構成されていないと、なんとも中途半端なものになってしまう典型である敏腕弁護士らしさもスペンサーの聡明さもぜんぜん伝わってこないから、普通の家庭内の揉め事くらいにしか思えない。

セレブ社会のばからしさを皮肉で綴る構成がほとんど生かされていない。日本人舞台には無理があるのかもしれない。

ゲイにはインテリが多く、聡明なユニークさがおそらく原作には散りばめられているはずである。ニューヨーカーと日本語との馴染ませ方がうまくいっていないと思えた。彼らのある意味シャープでニヒルなユーモアをうまく表現するのはかなり難しいものなのかもしれない。そのセンスがちゃんと脚本/演出・構成に捉えられていないとスパイスの入っていないカレーみたいになってしまう。そこが「新作の原作」を使う時の難しさだと思う。作品を十分こなし切れていないのだ。

071119黒柳さんのこのシリーズの挑戦自体には敬服の感もあり、今後ともシリーズが続くことを願っている。

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