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2008年1月31日 (木)

■ ユーミンソング・ミュージカル『ガールフレンズ』 in 銀河劇場 & ■ 音楽劇「肝っ玉おっ母とその子どもたち」 in 1010シアター

■ ユーミンソング・ミュージカル『ガールフレンズ』 in 銀河劇場

全編ユーミンの歌で綴るミュージカル「ガールフレンズ」を招待で行ってきた。2階ボックス席(S席)でとても観やすかった。

1企画・原案:ホイチョイ・プロダクションズ
作・演出:馬場康夫
音楽監督:武部聡志
作詞・作曲:松任谷由実
音楽スーパーバイザー:松任谷正隆

23主演:鈴木 蘭々・堀内 敬子(Wキャスト)島谷 ひとみ ・池田 有希子(Wキャスト)

公演案内より、

「真理子と裕子は、高校時代からの「親友同士=ガールフレンズ」。見た目も性格も対照的な2人だったが、何をするにもいつも一緒。積極的な裕子のアドバイスで、引っ込み思案の真理子は恋を成就させるが・・・。セリフを加えずに36曲のユーミンソングだけでつづる、恋と友情のミュージカル。」

科白なし、全てユーミンの楽曲を組み合わせて、それも歌うのは主演の2人のみという異色のミュージカルだ。ストーリーはちゃんと流れていくからうまくできている。ユーミンがすごいのか、作品の組み合わせ構成力がすごいのか、まあそのどちらでもあるのだろう。

科白ではなく歌詞を歌いながら演技/ダンス等々展開するのだから演者は大変だろうなあ、と思う。その舞台演出構成力を楽しめることと、またファッションをそれぞれ観るのも楽しい空間だった。バックの映像などもなかなか工夫が見られた。主演4人の4組み合わせがあるので、それぞれどの組み合わせがいいか複数回観るのも面白いだろう。私的には歌うファッションショーを観る、という感じで鑑賞するのがよいのだろうと思った。

終演後には10ch女子アナ(前田)の司会で出演者とのトークショーもあったので得した気分。

■ 音楽劇「肝っ玉おっ母とその子どもたち」 in 1010シアター

難解といわれるブレヒト作品、その中でもわりとポピュラーとされる「肝っ玉おっ母とその子供たち」を招待で鑑賞した。

1_2作/B.ブレヒト

演出/西川信廣

音楽/P.デッサウ
訳・上演台本/岩淵達治

肝っ玉おっ母:草笛光子  アイリフ:田中壮太郎
スイスチーズ:鍛治直人   カトリン:鬼頭典子

イヴェット:久世星佳      司令官:坂部文昭

料理人:大森博史        従軍牧師:高橋長英  、他

「肝っ玉おっ母」に草笛光子という重鎮キャスティング、戦争を糧に生きながら戦争によって3人全ての子供を失っていく母親の姿が描かれる。

公演案内から、

「舞台は17世紀のドイツ。ヨーロッパには各国を巻き込んだ「30年戦争」の嵐が吹き荒れている。そんな戦火の国々を「肝っ玉おっ母」と呼ばれる行商人アンナが荷車を引き、3人の子供たちをつれて戦場から戦場へと商いをしながら生計を立てている。しかし、二人の息子は兵隊に取られ、残った聾者の娘カトリンを連れてアンナは生きるために戦火の中を、相変わらず荷車を引き行商を続けるのだが・・・。」

草笛光子のための草笛光子による舞台、と言ってもいいくらい草笛さんの存在感で保たれている舞台だった。

やはりブレヒトは難しい。基本暗いし悲劇だし。人間の複雑な要素を人間臭く取り上げていく手法はある意味大人でなければ分からない深さがある。メッセージ性も強く、しかしどうにもならない不甲斐無さが全般に沁みているのがブレヒト流。

戦争のリアルな映像をバックに流したりの工夫はみられるが、前半の1時間45分は長く、重く、へきへきするくらい疲れる。後半1時間はテンポもありなかなかよかったが。全般的に稽古不足の感もゆがめない。

ブレヒトは原作に忠実に表現すると、今の時代には退屈である。もっと思い切った演出/構成で切り込まなければ、多くの観客は疲労感にどっぷり浸かることになるのではと思った。

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2008年1月20日 (日)

■第38回都民コンサート プラハ交響楽団with千住真理子 in 東京オペラシティコンサートホール

081171 “東京に住んでいて良かった”と思った日である。今年の「都民コンサート(無料)」が千住真理子さんの公演、それも1/6みなとみらいホールでのプラハ交響楽団と同一内容という贅沢さなのだ。その都民コンサートに行くことができる幸運!

指揮/メイルジー・コウト

演奏/プラハ交響楽団

ヴァイオリン/千住真理子

<プログラム>

スメタナ/交響詩「モルダウ」
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」

みなとみらいからツアーも始まり、千住さんとプラハ交響楽団、そしてコトウ氏とそれぞれ馴染んできたのだろう、1/6も素晴らしかったけれど、今回の方がそれぞれどの曲目もより良かった印象。そして今回はプラハ交響楽団の楽員たちをよく観ることができ、発見したこともある。

もしかしたら文子お母様がいらしているかも、と思い座った席から前方を探してみると数列前の後姿(それも見えるのは後頭部だけ)で見つけることができた。後頭部だけでも認知できるレベルに達している自分に自分自身が驚いた(笑)。それで、休憩時間の始めに軽くだけれどもご挨拶ができた。

演奏も素晴らしく、休憩時間にはシャンパンとチョコレートの“美味しいひととき”。気の合う人と一流の音楽空間を共有すると、穏やかな気持ちも重なり相乗化されて、楽しく素敵な一日だった。そして千住さんに今日もまた沢山の元気をいただいた。

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2008年1月19日 (土)

■蔵島由貴 ピアノリサイタル in 旧東京音楽学校奏楽堂

081161デビュー2年の新鋭蔵島由貴さんの公演に招待で行ってきた。

会場が旧東京音楽学校奏楽堂で、外観は見たことはあるけれど中に入ったことは1度もないのでレトロな雰囲気も味わえると思い楽しみにしていた。蔵島さんも書いているように(↓)重要文化財指定の会場ということで興味津々的な感じも。演奏に関しては、ラフマニノフを楽しみに行った。

中に入ると、やはり歴史の重みを感じる造りだった。楽屋からもステージが高い位置にある造りもある意味今となっては新鮮な感じ。ステージに出る扉の半分が埋まっているように、階段を登って舞台に上がるのだ。

蔵島由貴さんのHP案内から、↓

『今度のリサイタルの会場である旧東京音楽学校奏楽堂は、重要文化財に指定されています。かつて滝廉太郎や、山田耕作がこの舞台にたち、三浦環が初めて日本人によるオペラを上演しました。
この奏楽堂に足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのように、日本のクラシック界がスタートしたときの時代の空気が感じられ、身が引き締まります。』

<プログラム>

ショパン:ノクターン1番 変ロ短調 作品9-1

ショパン:ノクターン2番 変ホ短調 作品9-2

ショパン:12の練習曲 作品10

(休憩)

ラフマニノフ:ヴォカリーズ 嬰ハ短調 作品34-14

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第3楽章:アレグロ・スケルツァンド

ラフマニノフ:ピアノソナタ 第2楽章 変ロ短調 作品361931年版)

081162蔵島さんはとても美しい人だった。観るからに育ちの良い聡明なお嬢様という雰囲気。

最前列中央で聴くことができた。奏でも、弾く表情もよく分かる。

さて演奏なのだが、技巧も巧みできっちりしていてとても上手だし的確な奏でなのだが、何故か私の感性には響かないのだ。経歴や師事、多数の受賞暦をみても素晴らしいものばかり。演奏からもその実力は十分裏付けられるし納得感もあるのだが…。

菅佐知子さんの素晴らしい演奏を聴いているとイメージが頭の中に広がってその世界に連れて行ってくれる。そしてそれは感動へと続く。蔵島さんもいずれその域に達する時がくるといいなあと思った。と同時に菅さんの奏でを聴きたくなった。

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2008年1月11日 (金)

■寺井尚子カルテット NEW YEAR LIVE in STB139

寺井尚子さんのライブに今年も招待で行ってきた。STB139の新春オープニングライブ初日。

081081081083●寺井尚子カルテット:[寺井尚子(vln)、北島直樹(pf)、店網邦雄(b)、中沢剛(ds)]    ゲスト:鈴木里実(vo)

レストランライブ会場なので、開場18:00、開演20:00という時間設定。つまり、開場時間に入場した場合(全自由席)、開演までの約2時間は飲食タイムになる(開演中も飲食は可能、ラストオーダーは22:00)。

ここ数年、年に何回か利用しているSTB139は演目がジャズだけではなく幅広いという違いがあるけれど、ブルーノートとシステムは似ているので好きな空間である。客年齢層も高く大人のライブ会場という雰囲気である。

ステージが観やすい席(4列目)も確保でき、料理とお酒を注文。左隣のやや高齢のご夫婦がワインをボトルで料理も沢山頼んでいてその食欲に少し驚いた、ワインは夫が1人で開演前に1本飲み干していた。他人なので気にすることもないけれど!?、このままだとお二人とも開演後睡魔に襲われるだろうなあ、と思っていたら案の定3曲目あたりからウトウトと別世界に行ってしまった、お二人とも…。拍手ごとに目を覚ますことを繰り返していた、何しにきたのかな(笑)。

今回、食事時のお酒はビールのみにし、開演間近にワインを注文して寺井さんの音楽空間に浸りながらワインを嗜むことに決めていた(優雅でしょ!)

ライブは2部構成。昨年も寺井尚子カルテットの演奏を聴いたけれど、今年の方が充実感は増していた。ワインを揺らしながら楽しい時間が過ぎていった。とても素敵な演奏の数々だった。

ジャンルは違うけれど、今年早くも千住さん、寺井さんのヴァイオリンの奏でを聴ける贅沢を堪能したなあ。でも、今年はさらに充実した予定が待っているので、今から楽しみである。それにしても、ワインを飲みながら…癖になりそうである。美味しかった!

そうそう、今週は試写会も『シルク』でキーラ・ナイトレイの美しさを、『Mr.ビーン』で大笑いし、『スウィーニー・トッド』でジョニー・デップの演技を堪能するという充実した日々だった。

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2008年1月 8日 (火)

■新年のご挨拶に変えて…

遅ればせながら…、

明けまして、おめでとうございます!

本年も、どうぞよろしくお願いいたします!!

■羊さんの羊さんによる動画レポ

応援させていただいている「女優/吉田羊」さんの「大和ハウス工業」の電車内広告が12/311/6間、東京のJR車両に貼られていました。その広告を、羊さんがマネージャーさんとご自身で自前動画レポを撮られたとのこと。現在、所属事務所HPにて公開中!!

着物姿の羊さんも素敵だし、(収録音が小さいですけれど)『同じ顔して』というマネージャーの声での動作も微笑ましいです。どうぞ、148秒の吉田羊ワールドへ、飛んで観てください。↓

http://www.oranku-yy.com/

トムは今年も、千住真理子さん、MISIA、浜田省吾さん、そしてピアニスト菅佐知子さん(’08.6.15にJTアートーホールにてリサイタル決定!!)、女優吉田羊さんを応援させていただく & そのアート世界に浸りたいと思います。

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■プラハ交響楽団 ニューイヤー・コンサート(ヴァイオリン/千住真理子) in みなとみらいホール

年始、今年初めに行く公演は、名門オーケストラと千住真理子さんの共演である。12000円と値がはる公演だけれど、ソリスト千住真理子さんの奏でで今年を始められるのはファンとして嬉しいことなのでチケットを入手、席も最前列が取れて、この日を楽しみにしていた。

開演より少し前に着いたので、ホール前の喫茶店でコーヒーを飲んでいたところ、千住文子お母様が入られてきたので、新年のご挨拶をすることができた。満面の笑顔を返していただき、嬉しかった。

081061指揮/メイルジー・コウト

演奏/プラハ交響楽団

ヴァイオリン/千住真理子

<プログラム>

スメタナ/交響詩「モルダウ」

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲

ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」

千住さんの「メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲」はたしか2枚CD化していて、近いものでは2000年のチェコ・ナショナル交響楽団とのものである。そのアルバムの中で千住さんは「このメンデルスゾーンとベートーベンを弾いているとき、私は音楽の偉大さに敬服するのだ。そこに広がる世界は、決して音だけの世界にとどまらない。力強く繊細で、美しく破壊的で、躍動があり、エネルギーに満ち、宇宙さえかんじさせる両者は、当然、天才がゆえに後世に残した奇跡的な作品」と表現している。

おそらく今回新調された素敵なドレスを纏った千住さんが颯爽と登場された。デュランティで奏でる今回の生ヴァイオリン協奏曲は、絶対贅沢な空間/時間になるはずと思っていたけれど、期待を裏切らずとても素晴らしい演奏だった。美しい旋律の世界が会場全体に広がっていった。見せ所/聴かせ所の一つでもある「カデンツァ」部分も素敵だった。

休憩時間には、シャンパンとチョコレート&楽しい会話。美味しかったね!いつもは長く感じる休憩時間も、あっという間に過ぎていった。

交響曲第9番「新世界より」では、名門オケらしい音を全身に浴びせていただいた感じ。指揮者メイルジー・コウトさんは、威厳しかめ面ではなく楽しく振るという感じ、指揮台で時々踊られているようにも観える。それにしても楽員たちの顔立ち、鼻が高いなあ、と典型的アジア顔のトムは思うのだった。(笑)

オケと一緒で後半出番のない千住さんが、サイン会をされるという、珍しい…。サイン会場のロビーではドレス姿のままでサインを始められていた。予想外だったのでワインを今日は持参していないがCDジャケットを持って列に並んだ。年始のご挨拶もして、握手をしていただきとても素敵な一日になった。(途中、列を整理されていたSマネージャーにも気づいていただき、年始のご挨拶ができました)

この公演に合わせて集い、千住会の新年会が予定された。K会長のご両親の御計らいで横浜中華街の『周苑』が会場。とても美味しい料理とお酒、そして楽しい会話の空間で、楽しいひとときを過ごすことができました&おなかいっぱい、満腹、満腹。いろいろありがとうございました!!

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