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2008年5月27日 (火)

■彩愛玲(サイ・アイリン) ハープ・リサイタル~東洋と西洋の出会い~ in 東京文化会館小ホール

0805262彩愛玲さんの公演に招待で行ってきた。会場は満席で補助席まで出ている盛況ぶりの中、席は2列目の中央左寄り。1列目の私の前席が欠席のため実質的に最前列のような感じ。ハープを抱えた彩さんが真正面で奏でも演奏姿もよく観られた。

08052640805268彩愛玲(サイ・アイリン) ゲスト/チェン・ミン(二胡)

主にグランドハープ(弦・47本)を使用し、小型のアイリッシュハープ(弦・36本)で2曲弾かれた。

1曲目、登場するとステージ左端でアイリッシュハープを弾かれ始めたので、偏ったステージ位置に少しビックリ。オーケストラでのハープの位置みたい。2曲目からグランド・ハープに切り替え、その後はステージ中央位置での演奏だった。

●プログラム

グリーンスリーブス(イギリス民謡)
バッハ:プレリュード 1

サルツェード:夜の歌
アルベニス:グラナダ~スペイン組曲 第1番より
グリンカ:ノクターン

フォーレ:即興曲
(休憩)

一柳 慧:時の佇まいIII
長生 淳:天風の舞い

望春風(台湾民謡)

蕭泰然:悲歌

服部良一/小林由希絵:蘇州夜曲

長生 淳:花一輪

0805267ハープのソロ公演を鑑賞するのも久し振りである。

ハープって、時々オーケストラなどで男性が担当することがあるけれど、やはり美しい女性が奏でるのがピッタリの楽器に感じてしまう。

彩愛玲さんはとても美しい方で、ハープ演奏がすごくお似合いである。チェン・ミンさんと中国語で会話すると思いきや、生まれも育ちも東京で日本語だけで育ったそうだ。

前半と後半で曲目を「西洋」と「東洋」に分け、ドレス/衣装をそれに合わせて着替えただけでなく、髪型もガラッとチェンジする演出はなかなかだった。

演奏自体もとても美しい音色/奏でで、素晴らしかった。チェン・ミンさんとのジョイント曲目も構成に変化があって良かった。二胡は2本なのに奥ゆきもある奏でで素晴らしい。チェン・ミンさんの演奏は今まで生で数回聴いていて好きな響きだし、今日も安定していた。

ハープの奏では上品さと清楚さに包まれる感じがあり、異空間にいる感覚で心が洗われたひとときでもあった。アンコールを弾かれる姿も充実感に溢れていて最後までいい公演だった。サイン会も行われた。

そうそう、余談だけれどシャンパンが1300円に値上がっていた。確か、つい最近まで1000円だったはずなのになあ。

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2008年5月25日 (日)

■上野由恵フルートフルート音楽日誌vol.1 in 東京文化会館小ホール & リューボフ・チモフェーエワ/ ショパを弾く! In 王子ホール & 今、蘇るローマ開催・日本美術展 in 日本橋三越

■上野由恵フルート音楽日誌vol.1 in 東京文化会館小ホール

0805242 たくさんの輝かしい受賞暦があり、2007年第76回「日本音楽コンクール」木管部門第1位受賞した上野由恵さんの公演に招待で行ってきた。座席は、中央のやや右寄。前2席分がない設定だった(足も伸ばせる、笑)のでステージもとてもよく観えたし音も良かった。

フルート演奏公演は、今まで山形由美さんや赤木りえさんの公演を何回か聴いたことがあるくらい。

私はフルートに対しての知識はほとんどないけれど、上野さんが若い方なので、大学のゼミで一緒だった学友が社会人になってからフルートを習い始めた時のことを思い出したりした。学友に見せてもらったフルートはシルバー(それでも50万円以上)だったけれど、さすが上野さんのはゴールドで輝いていて存在感たっぷり。

演奏  フルート/上野由恵 ピアノ/西脇千花

●プログラム

J.A.ドゥメルスマン/「オベロン」の主題による大幻想曲op.52
C.
ドビュッシー/シリンクス、牧神の午後への前奏曲

F.ドッブラー/ハンガリー田園幻想曲
(休憩)

イサン・ユン/エチュードから第5
梁田貞/城ヶ島の雨

成田為三/浜辺の唄
F.
シューベルト/「しぼめる花」による序奏と変奏

※※ アンコール ※※

この道

くまんばちの飛行

チャルダッシュ

ユーモレスク

素敵な公演だった。前半、後半で衣装変えての共に素敵なドレス。千住さんの小品集リサイタルでの形式のように、何曲か演奏後、マイクを持って曲の説明や思いを綴る。

音楽日誌vol.1、つまり初回を聴けたことは嬉しい。上野さんは今後ますます活躍されるアーティストになっていくだろうという予感を持った。

特に、イサン・ユン/エチュードから第5番では作者&曲への真摯な思いとご自分の意思をはっきり述べている姿は凛々しかった。その思いは観客にストレートに届き、演奏後、割れんばかりの大拍手だった。この曲内でフルートが尺八のような奏でを響かせるのに驚いた。

アンコールでは、いつも千住さんの小品集で聴く機会が多い曲がフルートで奏でられ、新鮮さもありとてもよかった。フルートで奏でられるチャルダッシュは逸品だった。

■リューボフ・チモフェーエワ/ ショパを弾く! In 王子ホール

1987年にロシア連邦より名誉芸術家の称号を贈られたリューボフ・チモフェーエワさんのピアノリサイタルに招待で行ってきた。席は、最前列右寄り。

0805212●プログラム <フレデリック・ショパン>

練習曲op10 第3番 ホ長調 「別れの曲」

練習曲op10 第5番 変ト長調 「黒鍵」
練習曲op10 第9番 へ短調
練習曲op10 第11番 変ホ長調
練習曲op10 第12番 ハ短調 「革命」

練習曲op25 第1番 変イ長調 「牧童」
練習曲op25 第2番 へ短調
練習曲op25 第3番 ヘ長調
練習曲op25 第5番 ホ短調
練習曲op25 第7番 嬰ハ短調
練習曲op25 第9番 変ト長調 「蝶々」
練習曲op25 第10番 ロ短調

ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調op.35 「葬送」

0805213初めて聴く人なので、どんな感じかなぁと思いながら聴いたのだが私的にはあまり好みの奏でではなかったかな。全般的には、エネルギッシュさとダイナミックさで、中村紘子さんの奏でに似ている。

満席近い会場内では「ブラボー」のコールもかかっていたので固定ファンは掴んでいるのが分かったし、サイン会も予定されていた。

私的には来月に迫った、菅佐知子さんの公演がますます楽しみになった。

■今、蘇るローマ開催・日本美術展 in 日本橋三越

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案内より、

1930年(昭和5年)、ローマ市中心部の大美術館パラッツオ・デルラ・エスポジツィオーネにおいて、イタリア政府主催による「日本美術展覧会(通称ローマ展)」が開催されました。当時の日本画壇を代表する日本画家たち総勢80名が制作した大正末期から昭和初期の日本画168件が出品され、会場の内装には日本から同行した宮大工らの手により、大小さまざまな床の間を備えた日本的建築空間が再現されました。この展覧会を全面的に支援したのが、大倉財閥の総帥・大倉喜七郎男爵であり、作品の画料をはじめとする膨大な経費をすべて負担しました。そのため、ローマ展に出陳された主要作品の多くが、現在は大倉集古館に所蔵されています。本展では横山大観が日本を象徴するテーマとして取り組んだ「夜桜」をはじめ、大倉集古館所蔵の約40件を中心に、諸機関に分蔵される作品を加えて展観し、当時の日本美の粋を集めた豪華な展覧会の様をご紹介します。 」

4第1部:ローマ開催日本美術展覧会の概要
第2部:ローマ展出陳作品
第3部:大倉喜八郎・喜七郎とその業績

上記、上野さんの公演後、近かったので日本橋三越まで足を伸ばして鑑賞してきた。

大混雑ではないけれど、会場内は盛況だった(年齢層は高かったなあ)。

横山大観の存在感がズッシリと感じられるものだった。

今日で終わってしまうので、以下に作品の一部を載せる。

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2008年5月15日 (木)

■吉田羊さん、NHK 連続テレビ小説『瞳』に出演!!

273応援させていただいている女優吉田羊さんが、NHK連続テレビ小説『瞳』に出演されます!

ファンとしても、大変嬉しい! & 楽しみ!!

是非、画面上の羊さんに出会ってください。

6月9日の週から3週間、

NHK総合   8:15~ 8:30
NHK総合  12:45~13:00(再放送)
NHKBS2  7:45~ 8:00
NHKBS2 19:30~19:45(再放送)
NHKBS2 毎週土曜日9:30~11:00

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2008年5月12日 (月)

■二期会ゴールデンコンサート 歌姫たちの四季。 in津田ホール

■二期会ゴールデンコンサート「Vol.21 澤畑恵美 風薫る-萌えいずる春にきく生命の息吹」 in津田ホール

0805114 澤畑恵美の公演に招待で行ってきた。席は最前列中央寄りで歌声もピアノ演奏もよく観られた。澤畑さんは派手さはないけれどベースがしっかりしているので安定感がある。

今日の鑑賞者は若い女性もいたけれど中高年のご婦人が多い。そして往年の男性ファンもけっこう来られていた。

プログラムの前半は5/20発売新譜に合わせたもの。終演後、新譜によるサイン会も行われた。

澤畑恵美/ソプラノ  谷池重紬子/ピアノ 大槻孝志/テノール

<プログラム>山田耕筰/「この道」(北原白秋・詩)

平井康三郎/「ゆりかご」(平井康三郎・詩)

越谷達之助/「初恋」(石川啄木・詩)

平井康三郎/「びいでびいで」(北原白秋・詩)

平井康三郎/「祭りもどり」(北原白秋・詩)

橋本国彦/「お菓子と娘」(西條八十・詩)

多忠亮/「宵待ち草」(竹久夢二・詩)

橋本国彦/「はな緒」(浜田広介・詩)

中田喜直/「さくら横ちょう」(加藤周一・詩)

中田喜直/「たんぽぽ」(三好達治・詩)

中田喜直/「ゆく春」(小野芳照・詩)

(休憩)

團伊玖磨/オペラ『夕鶴』より

第一幕より

“さ、あんた、早くあがって~”

第二幕より

“あんた … ~さよなら”

※※ アンコール ※※ 2

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2008年5月 7日 (水)

■ あっという間のGW

0805061GWも過ぎてみればあっという間。今年はアート鑑賞三昧のGWだった。

試写会は『隠し砦の三悪人』。黒澤明作品のリメークだが、娯楽作品に仕上げられて面白かった。

皆さんは有意義なGWでしたか?

■『姿月あさと シンフォニックコンサート2008in サントリーホール

出演:姿月あさと ピアノ:横山幸雄 指揮:大友直人
管弦楽:東京交響楽団(東京公演) 話:三枝成彰

0804286_2第1部楽曲:
「荒城の月」
「村祭り」
「早春賦」
「故郷」
「赤い靴」など

第2部楽曲:
歌劇「ラ・ボエーム」より『冷たき手を』
歌劇「トスカ」より『星は光りぬ』
歌劇「蝶々夫人」より『さらば愛の家』
歌劇「Jr.バタフライ」より『母よ』
歌劇「トゥーランドット」より『泣くなリューよ』『誰も寝てはならぬ』 など

115000円という贅沢な公演に招待で行ってきた。

会場は姿月あさとさんのファンで埋め尽くされているって感じ。私的には三枝さんのアレンジ音楽を楽しむことを目的に行った。ピアニスト横山さんの奏では流石巧みな演奏だった。

三枝さんのトークは興味深いものがいっぱいつまっていた。唱歌の由来、「赤い靴」秘話、「蝶々夫人」の邦人蔑視観…等々、日本人として改めて考えさせられるものばかりで勉強になった。

■『アーティスト・ファイル 2008―現代の作家たちArtist File 2008 - The NACT Annual Show of Contemporary Artin新国立美術館

0804281_2ミーハー的な私が何故か未だに足を運んでいなかった新国立美術館にやっと行ってきた。アクセスはやはり乃木坂駅が利便だ。

壮大な新しい美術館の様相はまだ感じられる。次回以降のため無料ロッカーなどの穴場などを探しながら施設を一通り確認した。そして、最近の美術館のお目当ての一つ、レストランもなかなかだ。

今度は平日にゆっくり訪れたいなあ、と誰しも考えることを思った。

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■舞台『窯変 源氏物語-玉鬘-』 in シアター1010

0804291_2招待で行ってきた。10列目中央ととてもいい席だった。

朗読劇だけれど、踊り、音楽などの演出を凝らしてよくある退屈感は払拭している。

キャストのそれぞれの特徴が出ていてなかなか見物だった。名取さんは流石安定感がある。

橋本編とはいえ、源氏物語という古典の強さを感じる。遥か昔の作品が現代舞台に耐えうるというのはやはりその作品のエネルギーをすごいなあと改めて思う。

■ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」in 東京国際フォーラム

1_22_2数日間クラシック三昧のお祭りが今年もやって来た。

東京に住んでいて良かったと感じるイベントのひとつである。今年は、金沢でも催されたのだがきっと盛況だったのだろうなあ。

私的には目玉はやはり庄司紗矢香さん。庄司さんは期待を裏切らない素晴らしい演奏だった。

■ブロードウェイ・ミュージカル 「Ido! Ido! 結婚物語」in あうるすぽっと

080531_2村井国夫さんと春風ひとみさんの二人舞台のミュージカルに招待で行ってきた。

ストーリー的にはある意味平凡な物語である。ロマンティックな私!?には(笑)、物足りない。

夫婦、家族の変遷を凝縮表現する姿は、昔のカントリーらしいごくごく普通のアメリカを感じさせる。

一番の見物場面は、舞台上で二人が自分でメイクをしてご老人に変貌する過程であろう。

■ミュージカル(わらび座)『火の鳥 鳳凰編』in 新宿文化センター

080541_2手塚治虫生誕80周年記念(&新宿文化センターリニューアル記念&新宿みらい特使アトム5周年記念)と題されて製作されたミュージカル『火の鳥 鳳凰編』に招待で行ってきた。席は6列目中央寄り。

原作/手塚治虫、演出/栗山民也、美術/妹尾河童という豪華版である。

手塚氏の世界をアニメや漫画ではなく舞台で行うことの難しさを感じた。それをさらにミュージカル仕立てにするという挑戦。

わらび座にはかなりの固定ファンがいるようで、スタンディング・オベーションする人が多数見られた。

子供にも分かるようにという面も合わせるとさらに難しいのだろうなあ。ギャグも漫画紙面上と同様なものを舞台でそのまま入れても面白くないのに…。

手塚氏の仏教感、人間観、世界観は相当心して掛からないと表現するのは難しいと切々と感じた。でも、そこが彼の一番の魅力なのだけれどね。

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