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2008年6月16日 (月)

■菅佐知子ピアノリサイタル in JTアートホール アフィニス

0806155 待ちに待ったものの一つ、応援させていただいている菅佐知子さんのピアノリサイタル(JTアートホール アフィニス)に行ってきた。

菅さんはやっぱりすごい、とってもとっても素晴らしい演奏でした!!

技巧はもう言うまでも無く最高レベル。静かな音色の時はもちろん、激しく鍵盤を叩く時も一音、一音がしっかりしていてけっして濁ることなく、その流れる奏では美しい。細身の何処にあんなに体力があるのか不思議なくらい並外れた持続力と表現力の数々。それは至極の演奏空間である。

●プログラム

ベートーヴェン/ピアノソナタ ハ短調 作品13《悲愴》
シューマン/子供の情景 作品15
リスト/ピアノソナタ ロ短調

※※ アンコール ※※

トロイメライ

0806154前半の最初の曲目から秀逸の演奏が続いた。

全般的に聴き応えが十分あって、中でもリスト「ピアノソナタ」が素晴らしくて感動!! 渾身の演奏は菅佐知子ワールドを創り上げていて、その音楽世界に浸るのは至福の時間/空間だった。

今回もドレス素敵でした。前半の明るいモスグリーン(色の表現が違ったらすみません)に被われた姿も美しく、後半のレッドドレスがまたお似合いで気品があり素晴らしかった。

演奏後にお逢いでき、少しお話もできて嬉しかった&サインまで書いて頂き、本当にありがとうございました!!

6/13がお誕生日の菅さんに、公演&誕生日に合わせたプレゼント(菅さんにピッタリと思った探したワイン)もお渡しできた。

0806152今回は何故菅さんの奏でが魅力的なのかを自分なりに感じながら/見つけながら聴いてみることにした。

一音、一音に魂を込めての渾身の奏で。そして、圧倒的な集中力を自身には課しながら、観衆にはけしてピリピリと張り詰めた緊張感は押し付けないし、与えない(つまり、観衆に音楽を楽しむ空間を作り出す)という、ある意味菅さんの才能でもある。これはとても大切なことと感じた、どういうことかと言うと、演奏家の中には「威圧感」で聴いていて息苦しくなる人も稀にいるので。

リサイタルに向けてそれはそれは作品に真摯に向き合い、自分に厳しい姿勢で準備されていたことを十分感知させ(それだからこそ出せる音世界)、何よりも自分のスタイル、菅さんの世界を創り出していることが魅力なのだろう。

私は素人ではあるけれど、男女、邦人、外人の多くのピアニストの生演奏をこれまで聴いている。邦人女性で著名な方々でも、例えば中村紘子さん、木村かおりさん、小川典子さん、仲道郁代さん、小山実稚恵さん、田部京子さん、西村由紀江さん三浦友理枝さん、蔵島由貴さん…枚挙にいとまがない、皆さんそれぞれ魅力ある演奏家であるけれど、その中でも奏での魅力は私的には菅さんが筆頭、逸品である。

そして菅さんはおそらくご自身では気づいていないだろうと思うけれど(演奏の姿はご自身ではライブで観られないから)、演奏中に魅せる美しい瞳が、より演奏を引き立たせている。

来月、今年2度目のドイツに行かれるそうだ。

ピアノとドイツをこよなく愛している菅さん。今秋予定の公演を再び楽しみに待つことにしよう。

以下、プログラムからの紹介を転記します。

菅佐知子(ピアノ)
東京生まれ。1997年ドイツ・リューベック国立音楽大学卒業、ディプロム取得。2001年ドイツ・ローストック国立音楽大学大学院修了。同年、ドイツ国家演奏家資格取得、あわせて最優秀賞を受賞。1998年ドイツ音楽フェスティバル・ランドーに出演。
99年東京オペラシティ・リサイタルホールでデビュー・リサイタルを開催。2000年ローストック(ドイツ)でバッハのピアノコンチェルトをオーケストラと共演、北ドイツ新聞最新ニュースで「神から祝福されたピアニスト」と大絶賛された。01年ヴィスマール(ドイツ)市庁舎でリサイタルを開催。02年ペーター・エーデルマン(ベルベデーレ・コンクール優勝、バリトン)と共演。03年第一生命ホールにて東京セントラルフィルハーモニー管弦楽団とリストのピアノ協奏曲第1番を共演。05年北ドイツ最大のシュレスビヒホルスタイン音楽祭に出演。日本、ドイツ各地でのソロリサイタル、音楽祭出演の他、室内楽奏者としても活躍しており05年及び07年にはウィーンの人気アーティスト、「ラズモフスキー弦楽四重奏団」と共演、大好評を博す。
武地朋子、金山典子、斉藤京子、山田富士子、コンラート・エルザー、マティアス・キルシュネライトの各氏に師事。ファーストCD「月の光」が好評発売中。

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コメント

コンサートにいらして下さってありがとうございました。
素敵なワインもありがとうございました。ゆっくり飲める日に味わいます♪
それからブログにいつも素敵に書いてくださってありがとうございます。

次も頑張る勇気が出てきました。
でも次のコンサートまでには痩せなきゃ・・・今回、多くの方に太ったって言われちゃったんですよねぇ・・・

投稿: サチコ | 2008年6月17日 (火) 14時18分

サチコ様

コメント、ありがとうございます!!(嬉)
とっても素敵なリサイタルでした。

太ったなんて失礼ですね。全然そんなことないのに。サチコさんの人柄から気安く言うことのできるいい関係なのは分かりますけれども。

来月のドイツでのお土産話も楽しみにしていまーす。ドイツたくさん楽しんで来てくださいね。
次回のリサイタルを首を長~くして楽しみに待っています。

今夜は『ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団』公演(みなとみらいホール)に行ってユンディ・リの演奏を聴いてきたのですけれど、サチコさんの奏での魅力を改めて確認できました! JTホールで聴いた感動/余韻の方が全然優っていま~す。
本当にサチコさんの演奏は逸品です。

投稿: トムとジャッキー | 2008年6月17日 (火) 23時34分

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