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2009年2月21日 (土)

■『コンチェルタンテⅡ』宮川彬良vs新日本フィルハーモニー交響楽団in 新宿文化センター、舞台『 罠 』in シアター1010

■『コンチェルタンテ』宮川彬良vs新日本フィルハーモニー交響楽団in 新宿文化センター

2_4 宮川彬良氏の言葉より、

「コンチェルタンテⅡ」と題したステージは、「音楽の喜び、温かな思い、命の不思議など、僕がこれまで思いをめぐらしてきたことのすべてを2時間のショーにした集大成です」。「新しいことに挑戦するスピリットを感じて大好き」と語る新日本フィルハーモニー交響楽団との、盛夏のころまで続くツアーとなっている。」

●プログラム

風のオリヴァストロ、燃えよドラゴン、悲愴ソナタ、エリーゼのために、シンフォニック・マンボ5、ファンタジック白雪姫、交響詩「海」より、 童謡「うみ」、童謡「砂山」、序曲開眼21など。

Photo_2招待で行ってきた。主催者HPでは完売のお知らせ。

全般的にTV番組「題名のない音楽会」の拡大版を聴いている感じ。宮川彬良氏がプロのオーケストラを使ってある意味遊んでいる印象を受ける。

もちろん、クラシックの基本がしっかりあるからこそできる技なのであり、音楽世界の楽しさを表現する一つなのであろう。会場の多くが宮川ファンで埋まっていることもあり、多くの鑑賞者がその空間を楽しんでいるように見えた。

私の趣向にはそぐわない、全体構成もその多くが「遊び感覚」なので。クラシック音楽ファンを幅広く拡大したいという意向&試みなのだろう。ただ、それってクラシック初心者に迎合していくことなのだろうか? まあ、繰り返しになるが私の趣向に合わなかっただけのことなのかもしれないけれども…。

  舞台『 罠 』 in シアター1010

1_2案内より、

「とある山荘での出来事。新婚3ヶ月のカップルがバカンスのため訪れていたが、妻のエリザベートが行方不明になってしまう。夫のダニエルは、カンタン警部に捜索を依頼するが、なかなか見つからない。そこへ、マクシマン神父に付き添われてエリザベートが戻ってくるが、全くの別人だった! ダニエルは、激しく抵抗し、妻ではないと主張するが、状況証拠はどれもこれも、現れた彼女が妻に違いないというものばかり。証人として絵描きや看護婦も登場し、騒動の渦は大きくなるが、ついに殺人事件にまで発展してしまう。誰が正しいのか、嘘をついているのは誰なのか、エリザベートは一体どうなったのか、緊張感漂うやり取りが続き、思わぬ事態から真実が明らかになる。」

作:ロベール・トマ  訳:平田綾子

上演台本・演出:板垣恭一

出演:加藤和樹、白石美帆、大口兼悟、川岡大次郎、水町レイコ、萩野崇

招待で行ってきた。

2_5 題名の「罠」、ストーリーの中に内包しているものであるけれど、作者の企みは観客に仕掛けている。それだけにそれが上手く展開できるか役者の演技力にかかっている。ところが、冒頭からあまりにヘタクソ過ぎる。演出家の意向なのか分からないが、多くが漫画チック、劇画チックな演技の数々…。動きも、声も張り上げればいいというものではないはず、舞台というものは。秀逸なキャストを集めればもっと違った形にはできる作品だと思う。

初舞台という白石美帆さんはよく頑張っていたしよく演じていたのが、救いだったかも。

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2009年2月15日 (日)

■ 舞台『しとやかな獣』in 紀伊国屋ホール、「Song for Memories コンサート2009」 in C.C.Lemonホール、映画鑑賞

7ジャパン・プレミア『7つの贈り物』のレッドカーペット&試写会に行ってきた。来日ゲストはウィル・スミス、ロザリオ・ドーソン、ガブリエレ・ムッチーノ(監督)。

72レッドカーペットでも舞台挨拶でもウィル・スミスはハイテンションでサービス精神旺盛!(サインも丁寧に書いているのが好感)。レッドカーペットは3列目、試写会は2列目と至近距離でゲストの姿が観られた、正にプレミアを体感できた。

作品の内容は賛否両論だろうなあ。デンゼル・ワシントンの『ジョンQ 最後の決断』の時も同様に感じたが、私的には違和感を持った。鑑賞後周りを観ると「7つ」の確認をしている人たちが多かった。全くストーリーは違うけれど『セブン』の時も同じような光景があったのを思い出した。

Photo特別試写会では『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『オーストラリア』『フェイク シティ』、『チェンジリング』を鑑賞した。

それぞれ観応えのある作品だったけれど『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は前半から中盤にかけてはなかなか良くできているが、後半がアッサリ過ぎている感があった。突然、真珠湾攻撃「パール・ハーバー」の場面が展開されるのには、その意図を思うと複雑な気分。

3『オーストラリア』は長過ぎる。2本にするくらいのストーリーを無理やり1本にまとめた感じ。ニコール・キッドマンファンは必見かも。作品の内容はオーストラリアの先住民(アボリジニ)へ捧げる作品、という感じ。そして、この作品でも突然、日本軍が敵として出て来る場面となり少し複雑な気分で鑑賞することに。

ニコール・キッドマンは大好きな女優だけれど、この役はレニー・ゼルウィガーの方が適役なのではと私的には感じた。

1『フェイク シティ』、大好きな俳優キアヌ・リーヴスの最新作。なかなかよくできているけれども、私的には開始5分で誰が最悪人か分かってしまったので面白さは半減してしまった。つまり、いつ主役が話のからくりに気づくのだろうという視点で全般を観ることになったから…。

1_2『チェンジリング』は秀作だった。今回観た中で一番のオススメ作品である。アンジーが主演女優賞受賞してもおかしくない渾身/迫力の演技だった。実話というのもある意味凄いし、かなり重い作品だけれども。

2 やはり実話のシングルマザーが権力と闘う『エリン・ブロコビッチ』と内容は全く違うが衝撃的作品だった。エリン・ブロコビッチでジュリア・ロバーツ受賞しているし。『ノーカントリー』の要素もあったし。

ブラピが主演男優賞と、夫婦で受賞したらいいなあ、なんて思ったりした。

そうそう、『おくりびと』はどうなるかな~。

■舞台『しとやかな獣』in 紀伊国屋ホール

3_2作:新藤兼人、演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演:浅野和之、緒川たまき、広岡由里子、近藤公園、すほうれいこ、佐藤誓、大河内浩、玉置孝匡、山本剛史、吉添文子。

1962年に映画化された作品(川島雄三監督・若尾文子主演)を舞台化。案内より、

「団地の一室を舞台に、呆れるにも程があるとんでもない四人家族と、彼らを取り巻くこのうえない悪党どもが織り成す、これぞまさに“ザ・ブラック・コメディ”。人間の業が折り重なって、観ているうちに罪の意識も麻痺してしまう、シュールで黒くてビッチな、一度観たら病みつきになる作品。登場人物たちは、あまりにもリアルで狂気を帯びているにも拘らず、しかしこれが人間なんだ、と思わずにいられないピカレスク・コメディの傑作。」

5出場人物が全て悪人。それが物欲であったり、愛欲であったり、その両方であったりするが、人間の持つ性悪部分を顕著に引き出して、その中の人間ドラマをブラック・コメディとして仕上げている作品。

面白かった。それぞれが自分の「性悪」を悪だと思っていない自分勝手な人々がそれぞれに絡まって、ある結末へと導かれていく様を鑑賞することになる。登場人物の誰かに感情移入して楽しむこともできるのだろうが、どの誰にも感情移入しにくい設定なので、人間模様全般を楽しむことになるのだろう。

悪といってもセコイ悪であり、極悪ではないところ、そのセコさに笑いが内含されているわけで、・・・でも、鑑賞者自身が自省を試みると自分のセコさを発見する可能性もある、ある意味怖い作品なのかもしれない。(笑)

■「Song for Memories コンサート2009 in C.C.Lemonホール

090211出演/山本潤子(元ハイ・ファイ・セット)鈴木康博(元オフコース)細坪基佳(元ふきのとう)

中央フリーウェイ、白い冬、夢の中へ、魔法の黄色い靴、春夏秋冬、好きだった人、初恋、風、卒業写真、…等々、懐かしい曲目のオンパレードと言ったら年がバレルか(笑)。

アンコールの2曲目が「翼をください」。先日この歌のエピソードをちょうど中居君のTVで放映していた。

私的には、中学・高校・大学時代へとワープし耽るひととき、一夜でもあった。昔の自分と重ね合わせながら…、歌の持つ力、改めて感じたしだい。

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