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2009年5月24日 (日)

■『Story of カルティエ クリエイション』 in 東京国立博物館表慶館、「Yoko Maria ソプラノリサイタル」 in 紀尾井ホール、『林家いっ平改め二代林家三平襲名披露 特選落語名人会』 in 神奈川県民ホール

試写会では『お買い物の中毒な私!』、『ブッシュ』、『ハゲタカ』、『ラスト・ブラッド』、『スター・トレック』を鑑賞した。

Photo_3 中でもオススメは『お買い物の中毒な私!』である。有名キャストはいないものの、よくストーリーが練られていて楽しい作品になっている。男性が観ても面白い。

Photo_4『ブッシュ』は、何故アメリカはこんなアホを2期に渡って大統領にしてしまったのだろうかと、終演後落胆をつかずにはいられない。イラクの人々が観たらその怒りを何処にぶつければいいのか…、アメリカンドリームは悪夢の時もあるという実証作品でもある。けして社会派モードで作られたものではなく、淡々とブッシュジュニアの人間性を時間軸を交差する中で見つめているので、逆にアメリカ民主主義とは何か、人間の悲しさを見つめる作品になっている。是非、同じ視点による映画『小泉純一郎』を創ってもらいたい。

1『スター・トレック』は、従来作品を詳しく知らなくても楽しめるように創られている。膨大な原作をまとめた2時間越えだけれども長さを感じさせずに最後まで楽しめる作品になっているのがすごい。

『Story of カルティエ クリエイション』 in 東京国立博物館表慶館

Photo_5案内より、

『日仏交流150周年を記念し、フランスを代表するジュエラー、カルティエが所有する1370点のアーカイヴピースを中心に、276点を展示。監修・デザインの吉岡徳仁氏が、それぞれの宝飾品に秘められたストーリーを演出します。』

http://www.storyof.jp.msn.com/top.html

2 3腕時計には興味はあるけれど宝石にはあまり興味がないのだが、行ってみてなかなか見所の多い展覧会だった。

4美しさの追求と生物への共感とその融合の世界も観ることができる。精密と繊細と大胆と輝きと。様々な視点で観ることによりその奥深さが観えてくる。一つの美の才能開花と創造の世界である。

オススメの展である。

隣で開催されている阿修羅展は、待ち時間が○○分と掲示され、長蛇の列。大変な混雑ぶり。カルティエの方は入場制限はないけれど、平日なのだがかなりの人出だった。

■「Yoko Maria ソプラノリサイタル」 in 紀尾井ホール

Photo_6ソプラノリサイタルに招待で行って来た。

Yoko Mariaさんの公演は初めて鑑賞。

歌声は綺麗なのだが、声の伸びがもう少しあればもっとよかったと思う。

かなり緊張されていたようなので、今後はもっとよくなるかもしれない。

ただ、アンコールに「恋人たちのララバイ」や「天城越え」などの歌謡曲ばかりを歌われたのは少し違和感を感じた。今後の課題としてほしい。

2_2●演奏曲目

北欧フィンランド歌曲

クーラ:【秋の気配、口付け・朝の歌・来て、最愛の】

シベリウス:【フィンランディア】

カッチーニ:【アヴェ・マリア】

マスカーニ:【アヴェ・マリア】

シューベルト:【アヴェ・マリア】

ドボルジャーク: 歌劇「ルサルカ」より 【人魚姫 月に寄せる歌】

ベートーベン:悲愴より【悲しみの果て】 作詞 松本隆

ホルスト 組曲「惑星」より:【ジュピター】                       
フォーレ:【夢のあとに】

シベリウス:【フィンランディア】

プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 誰も寝てはならぬーより

リューの愛【涙の星】 作詞 yoko

プッチーニ: 歌劇「ラ・ボエーム」より 【あなたの愛の呼ぶ声に】

プッチーニ: 歌劇「蝶々夫人」-【可愛い坊や】(蝶々さんの死)

エンニオ・モリコーネ:映画「ニューシネマパラダイス」より

など。

ピアノ/小林真人 針谷理恵 柳隼一

■『林家いっ平改め二代林家三平襲名披露 特選落語名人会』 in 神奈川県民ホール

1_2共演:春風亭小朝/林家正蔵/林家たい平、他。

林家いっ平改め二代林家三平襲名披露、特選落語名人会に招待で行って来た。

両国国技館での式典には、2億円をつぎ込んだという林家。不況でもあるところにはあるものだ。もう少し使い道があるだろうにとは思うけれど…。

上級な話し手の小朝師匠から始まるので後の人ほど大変な話順。まあ、これも修行の一つなのだろう。

名は体を表す、ということもあり名を世襲するとその芸に磨きがかかると言われるが、そういう面もあるだろうけれど甘い世界ではない。

予想通り、話の質はだんだん落ちていく。まだまだ名前負けである。まあ、本人も観客も皆それを分かっていて受け入れている…、それが許されているのも林家の人徳ならず家徳かなあ。

自虐的ギャクの連発は、今は沸くけれどもすぐにそれでは持たなくなるだろう。ますますの修行/努力が必要だろう。本人が一番分かっていることだろうけれど。

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2009年5月23日 (土)

■Salon France WINE・CHAMPAGNE TASTING SEMINAR(伊勢丹)

先日、草刈民代さんの引退公演をプレゼントしてくれた友人が、その際、伊勢丹デパートで行っている「Salon France WINE・CHAMPAGNE TASTING SEMINAR」有料試飲会にも招待してくれた。

シャンパン好きの友人が用意してくれたのは、シャンパンの回で「ローズ・ドゥ・ジャンヌ」。ローズ・ド・ジャンヌは、2000年設立の新しいドメーヌ。栽培ブドウ面積約1ha3つのキュヴェを造る、シャンパーニュ生産者の中でも最小規模の生産者。ブドウ栽培は、化学薬品の使用を最小にとどめたリュット・レゾネ方式(減農薬農法)を採用。「ひとつの畑、ひとつの品種、ひとつの収穫」各ブドウ畑から、1つのブドウ品種を収穫。というポリシーが素晴らしい!

4_5試飲会はデパート内の会場で行われ、私はセミナーに初参加なので開場時間に行ったら1番目だった。最前列右寄りに座って開始を待った。

フランスから来日した生産者/オーナーのセドリック・ブシャール氏が講演者となり1時間くらいのトーク・質疑(通訳者付)後、2種類のシャンパンを試飲。試飲といっても有料だからかグラスに普通量が注がれる。

平日昼ということもあって、聴講者の大半は女性だった。中には見るからにワイン好きのオジサマもいたけれど(この方、質疑タイムに「ブドウの出来の悪かった年は製造しない」という話に触れ、その年の購入予約者にはどう対処するのか?など負の質問ばかりされていたなあ。何かの経営者なのかもしれない)。

11_4確か5種類のシャンパンを製造されている中から、試飲に用意されたのは、

*ピノ・ノワール100%の「アンフルレッソンス」。(ワイン・アドヴォケイト誌108号で93ポイント獲得)

*シャルドネ100%の「ブラン・ド・ブラン  2004」。(ワイン・アドヴォケイト誌108号で97ポイント獲得)

ともにバランスがよく、上品な飲み心地。ブラン・ド・ブランの方がポイントも価格も高いようだが、私的にはアンフルレッソンスの方が好みだった。どちらも美味しかったけれども。

セドリック・ブシャール氏の話で面白かったというか驚いたのは、自分のシャンパンは熟成されたワインのようにデカンタに移してある程度空気に触れさせることでどんどん変化するから、それを楽しんで欲しい。と言われたこと。そうそう、あまり冷やし過ぎないでとも。シャンパンをデカンタでというのは初めて聴いたなあ。

話全般から、ビンテージワインの飲み方と同様な扱いで自分のシャンパンを飲んで欲しい、という感じで、つまりシャンパンの持つイメージも超えようとされている挑戦者なのだろう。

見るからに誠実そうなセドリック・ブシャール氏は、大人しそうな感じも受けるのだが静かに語る中にも、シャンパンに対する思い入れ&こだわりは相当なもので、独立後短時間で高品質のシャンパンを造った自信に満ち溢れてもいた。

会場を後にして、丁度階下で催しされていた「フランス展」へ行き、シャンパンコーナーには、セドリック・ブシャール氏もおられ、友人はその5種類のシャンパンを購入し(全部にサインをしてくれた!)ツーショット写真も撮らせてもらい何か親しみも増大した。

その他のワインコーナーでも試飲・試食を沢山していろいろ味わった。そして仮設レストランでワインとデザートも飲食したり、こういうのもなかなか楽しい時間/空間だった。

友人は確か10本くらい購入していたので、それが届く頃自宅に遊びに行こうかなと。 な~んちゃって(笑)

生産者・製造者と身近になっていただくシャンパンというのも、なかなか乙なものだと感じたしだい。

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2009年5月10日 (日)

■ ゴールデンウィークドリームコンサート Vol.4『繊細な彩りを湛えて響く音楽 吉田恭子』 in カザルスホール、他。

久し振りの更新である。…随分と日々が過ぎていってしまった。

その間、試写会へは『グラン・トリノ』、『スラムドッグ$ミリオネア』、『おっぱいバレー』、『マリア・カラスの真実』、『エンプレス』、『GOEMON』、『デュプリシティ スバイはスパイに嘘をつく』、『子供の情景』、『ウェディング・ベルを鳴らせ!』、『新宿インシデント』、『バビロンA.D.』、『THE CODE 暗号』、『天使と悪魔』を鑑賞。

そして、ジャパンプレミア『レイン・フォール 雨の牙』、完成披露試写会『消されたヘッドライン』、『鈍獣』を鑑賞している。

0904121_5090426音楽では、「シャネル・ピグマリオン・デイズ クラシックコンサート」平野玲音(チェロ)、日本フィルハーモニー交響楽団第330回名曲コンサート  コバケン・ガラ Vol.11《コバケンの愛する作曲家1 ベルリオーズ》 指揮:小林研一2_3郎に招待で行ってきたし、『千住真理子&N響のメンバーによる合奏団(アミューたちかわ)』に行って、最前列席でその素晴らしい奏でに酔ってきたりした。

また、「天皇ご成婚50周年記念コンサート」に招待で行き、N響、中村紘子、佐藤しのぶ、高木綾子、神尾真由子らの奏でを楽しんできたりもした。

ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」(今年はバッハ)では、村治佳織高木綾子・渡辺玲子小菅優児玉姉妹&小曽根真の4公演で、一日中音楽漬けを経験した(小菅さんも良かったが、ラスト3台のピアノ共演が素晴らしかった!)。

舞台『BANANA FISH』、『三人姉妹』、バンダラコンチャ ソロアルバム舞台『相思双愛』を鑑賞。

4_3草刈民代の引退公演「エスプリ~ローラン・プティの世界~」(Bunkamura オーチャードホール)草刈民代/ルイジ・ボニーノ/マッシモ・ムッル/リエンツ・チャン/イーゴリ・コルプを、金沢の友人が2ケ月早い誕生日プレゼントとして招待してくれた。貴重な公演の招待、ありがとうございました!!

10_3草刈民代さんは、私がバレエ鑑賞を始めるキッカケになった方とも言える人で、バレエの技術・才能が秀逸/卓越とは言えないけれども、「華のある演者」として、やはりその存在は日本バレエ界の中で大きかったと思う。

舞台でもそうなのだが、才能さえ優れていれば素晴らしい演者か、というわけではなく、「板の上が似合う」「華がある」というのが正にその人の魅力を拡げ昇華させる空間の創出ができる人、と言うことなのだろうと私は思っている。もちろん、その両方を合わせ持つアーティストもいる。

草刈さん引退公演会場には、夫の周防監督の姿も観られた。バレエ引退後の草刈さんは、映画の世界にも再び進出し、周防作品への出演もあることだろう。

■ゴールデンウィークドリームコンサート Vol.4『繊細な彩りを湛えて響く音楽 吉田恭子』 in カザルスホール

0905061_20905062_20905063_2下倉楽器が主催している、GW時に行われるドリームコンサートに行ってきた。

このドリームコンサートでは、数年前に千住真理子さんの公演も行われたし、今回4公演の目玉は吉田恭子さんと私的には思う。

演奏者/ 吉田恭子(ヴァイオリン)、長谷川陽子(チェロ)、白石光隆(ピアノ)

●プログラム

愛の挨拶/エルガー

幻想即興曲/ショパン

ツィゴイネルワイゼン/サラサーテ

親愛なる言葉/カサド

ブエノスアイレスの四季より「春」/ピアソラ

オブリビオン~リベルタンゴ/ピアソラ

(休憩)

ピアノ三重奏曲第一番/メンデルスゾーン

※アンコール

あいにくの雨模様の中、自由席のため開場前に会場に向かった。10人前後がもう列を作っていたし開場時間にはかなりの長蛇になっていた。

最前列センター席を確保できた。会場は、ほぼ満席状態。連休中にこれだけ人を集められるのは大したものだと感心。

前半から力の入った素晴らしい演奏が続いた。

そして、ヴァイオリンとチェロとピアノが織り成す奏での素晴らしいこと!!長谷川さんのチェロもエネルギッシュかつ情熱的でとても良かった(長谷川さんのリサイタルには何回か行っているが、今回大好きなジャクリーヌ・デュプレをも感じさせるくらいだった)。

吉田さんのリサイタル形式なのだろう、曲間にトークを入れ背景も含めいろいろ説明してくださる。この形式、けして嫌じゃない。今回は3人ともトークして、その人間性がよく分かったし。

後半も前半に負けず劣らず、大変素晴らしい演奏で、つまり全般どの演奏曲も秀逸であり、とても充実した演奏会だった。

休憩時にドリンク販売がなかったのが残念だったけれど、演奏そのものはとても満足のゆくものばかりだった。

吉田さんの演奏、前回聴いた時も感じたがとても安定していて揺らぎもなく、素晴らしい演奏だった。これからも聴いていきたい奏でである。自分のスタイルを確立しつつあるのだろう、と感じさせる奏でだった。

アンコール曲の子犬のワルツで「ワン!ワン!」と鳴く、白石さん。本当に優しい人なんだろうなあ。

1_4公演後、『ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち』(国立新美術館)に行って美術鑑賞も堪能し、カザルスホールでシャンパンを飲めなかったので、ワインのお店に立ち寄りワイン&チーズで今日の余韻を味わった。

素敵な音楽&美術とワイン&チーズ、楽しい会話で大変充実した、至福な一日だった。感謝!!

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