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2009年9月26日 (土)

■千住真理子ヴァイオリン・リサイタル in 麻生市民会館、 「シャネル・ピグマリオン・デイズ クラシックコンサート」下田聖子in シャネル・ネクサス・ホール、徳永二男ヴァイオリン・リサイタル in みなとみらいホール、他。

久し振りの更新。

Photo映画もたくさん鑑賞している。

ジャパン・プレミア『ウルヴァリン X-MEN ZERO』ヒュー・ジャックマン舞台挨拶。親日的なヒュー・ジャックマンは好感度大!!

特別試写会『キラー ヴァージンロード』、『TAJOMARU』、『アルティメット2』、『あの日、欲望の大地で』、『引き出しの中のラブレター』、『96時間』、『ココ アヴァン シャネル』、『戦慄迷宮3D』、『クヒオ大佐』、完成披露試写会『沈まぬ太陽』舞台挨拶付。

1『ウルヴァリン X-MEN ZERO』は、楽しめる作品でオススメ。『アルティメット2』もこの迫力はスクリーンで観たい作品。『あの日、欲望の大地で』は、『21グラム』ほどの衝撃感は薄れているが人間ドラマを創る才気は十分感じられる。また、シャーリーズ・セロンはほんと難しいくも大胆な役柄に挑戦するのが彼女らしいと言えば彼女らしい(『モンスター』はその頂点とも言える)。大好きな女優なので今後の作品も楽しみである。

Photo_2『96時間』もドラマとして楽しめる作品。スーパー父さん、こんなの絶対ありえないけれど、映画こそのある意味醍醐味なんだろうなあ。

『ココ アヴァン シャネル』は、秀作である。若年期/青春期のココ・シャネルに重点を置いたストーリー展開。オドレイ・トトゥが好演していて、実に若きココが女性としてカッコイイ。この作品を観て、シャネルブランドに対する気持ちが大きく変わった。「自分を持っている女性」は、強く、とても魅力的である。

『沈まぬ太陽』は、山崎豊子原作の「日航」がモデルになっている映画化。3時間半に及ぶ長さ…。大作であるが秀作ではない。そして、今、正に問題になっている(タイムリーなのか、バッドタイミングなのか…)日航の以前の姿のダメぶりが満載で、気の重く、重くなる作品。この映画のモデルとなった航空会社が今どうなっているかを知っているだけに「希望」を持てず、サラリーマンの悲しさを重ねて、辛い映画だ。日本の航空行政のダメさ加減を知るとますます気持ちを消沈させられる…。

舞台も招待でたくさん鑑賞した。

●音楽劇『サマーハウスの夢』出演:鈴木ほのか、他。コメディチックな作品。作者の意図もよく分かるのだが、男性陣キャストの力不足を感じる舞台だった。

●舞台『中国の不思議な役人』(原作:寺山修司)出演:平幹二郎、秋山菜津子、岩松了、夏末エレナ、他。

今、この作品の再演の意図が観ていて分からない。秋山菜津子さんは好きな女優の一人だが、彼女の良さも演出されていない。

暗い世情の今の日本に必要な再演か、よく分からない…。

●舞台『BUG バグ』演出:坂手洋二 出演:西山水木、他。

正気か、狂気か。正に狂気の世界なのだけれど、その狂気よりも現実に起こっている「アフガン、イラク」戦争の狂気世界の中を私たちは同時代に生かされていることに気づかされる、作品。

劇中では、薬中毒者が「寄生虫」と闘う狂気が表現される。鑑賞者は薬中毒者が狂気と思う、そしてそれを狂気と思う自分は正気と。自分は正気と思って皆、生活している。2005年の総選挙、つまり小泉郵政選挙の日本国民の多くは「狂気」でなかったか? 当時、小泉氏を批判していた私をある友人の友人Aさん(小泉信奉者)が私を大批判した。「数年後に貴女(A)が間違っていたことに気づくだろう」と私はその時、言った。Aさんは2009年の総選挙、何処に投票したのだろう、聞いてみたいなあ。

「イラク戦争」の勃発時、ブッシュに尾を振る小泉総理をAさんはその時も支持していた。ブッシュを代表する「狂気」、多くの人々はそれを「正気」と思っていた。「ナチスの蛮行(狂気)」を知っている現代人が明確な狂気「イラク戦争」を支持した。それは、人間の持つ愚かさである。その愚かさは時として大勢の意思となる。

今の世界にも「正気と思わせている狂気」は、たくさん自分の近くに存在しているかもしれないよ…。

終演後トークショウも行われた。

2●ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』鈴木亜美、藤岡正明、久世星佳、他。新しくできたシアタークリエ(劇場)に初めて入った。席は4列目でとてもいい席だった。

人間の持つ性(さが)を格差社会をバックに展開する悲しいストーリー。シェイクスピアのお国、イギリスの作品らしい悲劇性。

同人が7歳から青年期を演じる兄弟に無理があるなあ。と感じたのは私だけ?

その他、音楽公演も招待でいろいろ行ってきた。

●ピアノ・ヴァイオリン・チェロのプロムナード in サントリーホールブルーローズ

最前列中央で聴いた。初めて聴く演奏者の個性も分かって面白かった。ソロ演奏なども含まれるが、「ピアノ・ヴァイオリン・チェロ」のアンサンブル空間は心地いい。

●サンセヴェリーノspecial guest アンジェロ・ドゥバール&ルドヴィック・ベイエ・カルテット in 杉並公会堂大ホール

3フランスのちょい悪オヤジが創る音楽時間/空間世界って感じ。

舞台上に(合唱者が乗る段々になっているところ)、色鮮やかな現代絵画が飾られているステージで、音楽が奏でられるというシャレた空間である。

公演名看板のサンセヴェリーノ氏はなんと後半からの出演という構成に少しビックリ。彼のスタイルなのだろうか。

席は2階席の最前列中央寄りで、全体が見渡せるし、彼のファンたちの動向も感じられながらの鑑賞は、初めて聴く私にとっては絶好の席だったかも。

ユニークさが全面に出ていて楽しい音楽空間だった。

■「シャネル・ピグマリオン・デイズ クラシックコンサート」下田聖子 in シャネル・ネクサス・ホール

昨年サントリーホールでの公演を聴いた下田聖子さんのコンサートに招待で行ってきた。

1_2●プログラム

リスト/ リゴレット パラフレーズ

リスト/ 愛の夢 第3番 変イ長調

ショパン/ 練習曲集より 第1番 変イ長調「エオリアン・ハープ」

ドビュシー/ ベルガマスク組曲より 月の光

バルトーク/ ルーマニア民族舞曲

(休憩)

ベートーベン/ ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」第1楽章

昨年のサントリーホールでは席が最後方だったため、奏でのみの鑑賞に近かったが、今回は最前列中央で、臨場感も十分に楽しめた演奏だった。曲目ごとに作曲家や作品の内容や背景を説明する形式は、親しみやすく、演奏者の人となりも感じられていいことだと思う。

下田聖子さん、素敵な演奏家でしたけれど、ピアノの奏でを聴いているうちに私的には菅佐知子さんの奏でを、生演奏を、聴きたくなってしまう感にどうしてもなってしまうなあ。

■千住真理子ヴァイオリン・リサイタル in 麻生市民会館

1_3みなとみらい公演(8/1)から少し間が空いての、千住真理子公演に行ってきた。このシリーズはもう何回も続いていて毎回トーク付(司会:日下部氏)である。席は、今回も最前列中央。伴奏は久し振りの藤井一興さん。

いつもの小品に、メインは、ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調。アンコールは、愛の挨拶、風林火山、チャルダッシュと3曲。

トークでは、デュランティにまつわる話と「生卵」の話が中心だったか。生卵の時、映画名を忘れてしまった千住さんが「なんでしたっけ?」と私に目で問いかけてきたので、「ロッキーです!」とステージ上の千住さんと一瞬ですがやり取りが生じ、ライブ感を体感した(笑)。

千住さん、今年の年始に少しやせ過ぎた感がある姿からは復調し、とても元気そうなお姿だった。「野菜ジュース」にも匹敵する真理子さんマイブームの「生卵パワー」は千住さんには合っているのだろう。

サイン会もあり、ワインもお渡しし、握手もしていただいた(嬉)。

■徳永二男ヴァイオリン・リサイタル in みなとみらいホール

大切な友人から声をかけていただき、発売中のチケットを手配して行ってきた。チラシの「ストラディヴァリウス&ガルネリ、二大名器の弾き比べ!!」というコピーにも興味がわいた公演。

2_2客層は高年齢層が厚い感じ。演奏者によって客層の違いを体感するのもなかなか興味深い。

徳永氏ソロ生演奏を聴くのは初めて。基本に忠実というか、教科書的というか。このお年までそのスタンスが保たれているというのは逆に凄いことなのかもしれないけれど。ツィゴイネルワイゼンを聴いても、非常に落ち着いている奏で。よく言えば安定感があり、真水を飲んだような感じ。この大人しさ、私的にはあまり心に響くものではなかった。悪く言えば、冒険もなく、個性もない。人によってはこの静けさが好みな人もいるだろうけれど。

休憩時の私的恒例のシャンパン・タイム。至福の時である。よって、あっ、という間に過ぎていく時間。もっと休憩時間が長いといいね、などと会話しながら席へと急ぐ。楽しいひとときだった。

後半冒頭に、「ストラディヴァリウス&ガルネリの弾き比べタイム」。楽器の基礎的な情報トークと共に弾き比べ。機器の使用板の厚さとか、作者の求める音の違いの説明を聞きながらの拝聴なので、なんとなくそうなのだろうな、と聴こえる要素が大かもしれない。でも、プロによるこのような試みは、やはり面白いと思った。

そうそう、弓に張る馬の毛についての話で、安価なものは白馬のしっぽではなく漂白したもの(6千円位)というのは知らなかったので面白かった。千住さんが契約していた日本の白馬が亡くなってしまい、外国へ担当者が探しにいって今はその白馬と契約しているそうだが、だから千住さんは一流のものを使用されているけれど、白馬でもモンゴルものはかなり安価らしいが千住さん曰く、モンゴルのは粗さを感じるので使用されないとのこと。その下に漂白したものがあるというのは今回初めて知った。

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