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2010年4月 4日 (日)

■映画『17歳の肖像』 & ピアニスト菅佐知子さんの結婚披露宴二次会参席

更新が遅れに遅れてしまった・・・。と同じような始まり・・・(苦笑)。

この間もいろいろなアート世界を鑑賞しているし、前項で書いた、応援させて頂いているピアニスト菅佐知子さんの結婚披露宴の披露宴二次会にお誘いをご本人から受け、素敵な祝宴に参席させていただいたことも書きたいと思っています。菅さん素敵だったなあ。後記します。

この間、鑑賞したものは、

特別試写会『シャーロック・ホームズ』『アイガー北壁』『シャッターアイランド』など。

音楽鑑賞では、『東京シンフォニア 「弦楽のための交響曲シリーズ  シューマン」』、『ジェントルハートコンサート』中西圭三/西村由紀江/中村幸代/高木いくの/カノン、他。『都響メンバーによる室内楽トークコンサート』、「シャネル・ピグマリオン・デイズ クラシックコンサート」、名曲クラシック公開収録など。

舞台では、文学座『女の一生』、自転車キンクリーツカンパニー『富士見町アパートメント』、『存在の深き眠り』など。

体調を崩して何本かの試写会、舞台、音楽公演をスルーしなければならなかったこともある。

そうやって、体調を整えてなんとか先日「林真理子×千住博対談」は聴講できた。千住博さんの話は、やはり含蓄満載であると今回も感心。博さんは私の顔を覚えていただけているので、目が合った時、壇上から会釈されたのは嬉しかった。この対談のことも後記したいな。

さて、まずは以下の試写会での感想を書かねばなるまい(責任感!?)。

■映画『17歳の肖像』

駐在英国大使館広報部から招待を頂いた試写会に行って来た。

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監督: ロネ・シェルフィグ

キャスト: キャリー・マリガン、ピーター・サースガード、アルフレッド・モリーナ、ロザムンド・パイク、オリヴィア・ウィリアムズ、ドミニク・クーパー

<物語>

1961年、16歳のジェニー(キャリー・マリガン)は、ロンドン郊外の街で平凡で退屈な日々を送っていた。父(アルフレッド・モリナ)は成績優秀な娘をオックスフォード大学に進学させようと躍起になり、彼女はそのことに反発を覚えていた。そんなある日、彼女はデイヴィッド(ピーター・サースガード)という年上の男性と出会い。」

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イギリスの人気記者リン・バーバーの回想録を基に、ベストセラー作家のニック・ホーンビィが脚本を手掛けた注目の青春映画。

世界の映画賞で17冠。米アカデミー賞では3部門ノミネート。

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思春期に大人の世界に憧れるのはどの国の、そしてどの世代の子供時代にあるのだろう。利発な、学校でも成績優秀な子供にとって、背伸びしてでも知りたい大人世界への好奇心は人一倍だろう。受験期は特に「何のための勉強」かよりも「トップ大学に行くための手段」の勉強は世知辛く、浅薄に思え、逃避ではないのだが「楽しい世界」に惹かれるのは誰もが経験する道なのだろう。

しかしながら、聡明だがそこはまだ子供の若く美しい主人公には、大きなリスクが待ち構えていること、人を読む力はまだ十分に備わっていないこと。大きな、大きなダメージを自ら体感することになる。

60年代のイギリスの雰囲気を楽しめる作品でもある。

それは、日本映画も近年「昭和」「レトロ」ブーム的な作品が観られるが、英国でも1960年代を顧みる時代の流れがあるのかもしれない。

また、当時文明社会を席捲していた「実存主義」が底辺に流れていることもなかなか興味深い。

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「女性の近代的生き方」を、まだ未熟な少女が転がりながらも自分の生き方を見つけていく青春ドラマ。

ただ、ラストへの向けての立ち直りのあまりの軽いタッチ進行には、ちと感慨に浸れないけれども、聡明(&愚か)な一人の少女の若気の至りは、同世代の少女たちへの影響よりは、それを懐かしむ世代に熟しきれていないすっぱい果実を噛んだ時の感覚と哀愁とを想い起こし、そのノスタルジアに一時(いっとき)浸ることのできる作品なのだろう。

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主役のキャリー・マリガンが、背伸びする少女を好演している。

危険な果実(大人のダメ男)を結びつけるツールとなったチェロの演奏をもっと取り入れて欲しかった気がする。

私的な想い出ではあるが、中学時代、学校一の美人(大人びた)のSさんが、中学卒業後、すぐに一回り上の男性と結婚したという実話を思い出した。結婚などひとかけらも考えられない少年だった私には、大きな「事件」だった(笑)。

■ピアニスト菅佐知子さんの結婚披露宴二次会参席

一ファンの私などにお誘いを頂き(ありがとうございます!)、その素敵な、素敵な幸せ空間/時間の中に参席させていただいた。

ホテルニューオタニ内にあるレストランが会場。

音楽家のこうした祝宴に参席するのは初めての経験なので、どんなお祝いの仕方をされるのか、それを体感するのも楽しみだった。

二次会なので、友人が中心になって構成・演出する祝宴。若い人が多かった。プロピアニストの新婦と大企業にお勤めの新郎の仲間たちの演出する祝宴は、基本上品であり、また、どのように祝福するかの術もなかなか粋なものだった。

新郎もヴァイオリンを弾けるようで、佐知子さんとのピアノとのセッション(共演)の余興は、私にとっても大変贅沢で素敵な音楽空間だった。

菅さんにもご挨拶もでき、楽しいひとときをすごさせていただきました。

末永くお幸せに!! & 今後のご活躍も楽しみにしています!!

余談ではあるけれど、新郎の勤めている会社は、私の高校時代の親友&山岳部だったM君がいる。世の中広いようで狭いなと感じたことを書いたが、二次会席で、ゲームで同じテーブルになった方(女性)にM君の名前を伝えててみると「私、大変お世話になっていました!」と、知り合いがいて嬉しかった。その方Kさんとは名刺交換させていただいた。Kさんは近日カタール勤務になり、M君は今、サウジアラビアだと。う~ん、すごい。流石グローバル企業だね。

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